多文化共生社会

多文化共生社会 · 09日 11月 2020年
ベトナムは兎角やかましい国です。 街中では昼夜問わずクラクションが鳴りまくっているし、夜な夜な行われるカラオケは近所迷惑への考慮など微塵も感じさせぬ大音量ですし、スマホゲームは音も消さずイヤホンも付けないので狭い店内では辺り全体に響きわたっています。 そんなベトナムとやかましさにおいて日本人が対抗できるのが啜る音です。 ベトナム人は「くっちゃくっちゃ」と音を鳴らして食べる者たちが多いです。 自分も含め、これを不快音と捉える日本人は多いかと思います。 けれど、これを一方的に責めることができないのは、 日本人が麺をすするときの「ずるずる」という音で、 これをベトナム人は不快と感じる人がいるようです。 なので、日本人もベトナム人も訪れるようなベトナムの人気ラーメン店では、不快音の放ち合いが行なわれていることになります。

多文化共生社会 · 02日 9月 2020年
先日、本屋を訪れた際、買い物を済ませて店を出ようとしたら外が大雨だったので、しばらく店内をウロウロしていました。 そのお店は1階がベトナム人用の本が売られていて、2階に日本語書籍が置かれています。 なので、2階には日本語学習用の教科書や問題集が販売されていることを知っていたのですが、1階でも売られていることを初めて知りました。 ベトナム人向けのテキストがたくさん並べられていました。 数年前まではテキストは「みんなの日本語」しかなくて、 ベトナムにおける日本語教育関係者のバイブル(?)みたいな存在だったので、日本語学習初学者のレベルを図るのに「みんなの日本語第●課まで勉強しました」というやりとりが平然と行われていました。 その業界の部外者からすると、第●課がどういうレベルなのか分かりません・・・。 教科書の種類が増えたことで「みんなの日本語」1強時代も終焉を迎えるのかとも思ったのですが、しばらくは変わらない気もします。 教えるベトナム人先生が「みんなの日本語」で学習してきたので、違う教科書で教えろと言われても戸惑うでしょう。

多文化共生社会 · 27日 4月 2020年
先週、ベトナムの社会的隔離措置が緩和されて、ちょうど1週間経ちました。 今日から営業を本格的に再開するという会社やお店が多いようです。 学校はまだのようです。 1m50cmの間隔を置くという指示があるようで、その対応で苦慮しているという話を聞きます。 日本側に目を向けますと、今日(4月27日)が給付金対象者が決まる住民票登録の締め切り日です。 駆け込み住民票登録が増えたのか否か気になるところです・・・。 海外在住日本人も給付対象にするという唱えている政治家がいると報じられています。 海外在住日本人にも選挙権があり、外国にいながら日本の選挙時に投票することができますので、政治家としては忘れていないぞPRをしておきたいのでしょう。 政治家としてのPRであり、実現はなされないであろうなと冷ややかな目で見ています。 仮に給付することになったとして、日本に銀行口座を持っていない人たちには海外送金をするのだろうか・・・? そういうことはきっと考えていない、もしくは役人任せなのだろうなと思います。 ホーチミンは先週から夕立ちがしばしばあります。 雨季に入ったようです。

多文化共生社会 · 19日 1月 2020年
日本に出張中です。 二子玉川駅のそばで、お客さんとの待ち合わせしていました。 自分は、1年のほどんどをベトナムで過ごしているので、日本の電話番号(SIMカード)を持っていません。 日本出張も短期間なので、モバイルWi-Fiも必要ないかなと、使っていません。 今回も都内なので、駅でWi-Fiを繋げられるかもしれないし、駅でできなくとも近くにコンビニがあるだろうと思いました。 実際、東急線のWi-Fiがあったので、そこに繋いでLINEで話し、無事に合流できました。 ミーティングが無事に終わり、帰りにメールチェックをしようと、再度繋ごうとすると、写真の画面に。 「お使いの端末ではWi-Fi接続サービスはご利用いただけません。」「本サービスは、外国人旅行者向けWi-Fi接続サービスです。」と・・・。 2~3度、試してみましたけれど、ダメでした。 むむむ・・・(続きを読むへ)

多文化共生社会 · 26日 10月 2019年
帰り際、外でGrabバイクを待っているときに教えてもらったので、行くことはできなかったのですが、VAN LANG大学には日本庭園があるそうです。 大学の理事長が好きで、作ったとのことでした。 茶道や華道をサークル活動の中で教えたいとおっしゃっていましたが、茶器や花瓶は運送中に割れてしまう可能性が高いので難しいだろうなと思いました。 書道はどうですか?と提案したところ、興味を持ってくれました。 とはいえ、自分が教えられるわけでもないので、先生をみつけなくてはならないのですが…。 そもそも、日本庭園とは縁のない日本暮らしをしていたので、日本庭園では何をすすのか自分自身もよくわかっておりません。

多文化共生社会 · 19日 9月 2019年
警察はいるけど、ここにはいない。 信号はあるけど、守る人はいない。 車道と歩道に区分けされているけれど、バイクも歩道を通る。 あわよくば車も通ろうとする。 以前、バスが歩道を突っ切っていく写真をSNSでみかけたことがある。 秩序があるとすれば、バイクに乗っている人たちは、ヘルメットを被っている。 ナンバーカードも付けている。 それは、移動する間に警察に見つかる可能性があるから。 けれど、ごったがえす中に、秩序はない。 これから大量の外国人を受け入れる日本では、そのうちごったがえす時期・地域があるかもしれせん。

多文化共生社会 · 11日 9月 2019年
母の実家が米農家だったこともあり、自分は「米一粒にも八十八の~」という教えで育ってきたため、"食べ残し"に対しては罪意識を抱きます。 なので、食べれる量を見計らって注文して、残さないよう無理してでも食べます。 正反対の文化が"中国式おもてなし"で、テーブルに料理が無くなることは相手を満腹にさせていないので失礼だとされています。 餃子が残り3個だったので「もっと注文するか?」と尋ねられたとき「もうこれを食べたらお腹いっぱいです(すでに十分満足。)」と答えて、その3つを食べたら追加で2皿注文されてしまいました。 今回、タイからゲストが来ていて、ホーチミンでおもてなしをしていました(恋心も下心も関係なく、もてなす存在です)。 すごく若いです。何人家族なのか知りませんが家には4台の車を保有しているとのことでした。 食べることは好きなようですが、大食いではないようです。 なので、いつも胃袋の許容量以上を頼み、食べ残します。 ケーキを2つ(自分用)頼んだのですが、案の定、半分以上残していました。 ジュースも一口だけ。 ベトナム人にもいるのですが、自分はなじめません…。

多文化共生社会 · 15日 8月 2019年
出処:週刊WISE(タイのフリーペーパー) 要約します。 タイのとある地方で起きた事件です。 強盗殺人を試みた犯人(タイ人)が63歳のタイ人女性に襲い掛かったところ、当初はナイフで刺し殺す手はずだったけれど、襲われたタイ人女性から別の殺し方にしてもらいたいと頼まれたため、ヘルメットで殴打する殺害方法に変更して実行。被害者はすかさず流れた血を口元に移して死んだふりをしたところ、加害者は死亡したと認識して目当てのバイクを盗んで去った。その後、死んだふりをした被害者の通報を受けて、逮捕という結末。 この報道が事実か否かは確かめられませんが、仮に事実だとして、起きた出来事の一連を想像すると、よりシリアスに脚色するか、コメディーに脚色するか…。 「このドラマはフィクションです」というあとがきを加えたくなります。 このままだと理解に苦しみます。 どれだけの人たちがこの話を受けとめられるのか? それは多数派なのか?? 多文化共生社会の実現は可能なのか???

多文化共生社会 · 16日 6月 2019年
ダイエットを始めてから、昼間はラーメン・日本食か自炊(日本で買ってきた蕎麦や素麺)、夜はテイクアウトできる屋台の貝や日本レストランでの野菜炒めが繰り返されています。 ベトナム料理を食べる機会がめっきり減ってしまったのですが、今日、ひさしぶりに屋台でベトナム人男性と相席になってHu Tieuを食べました。 知ってはいたのですが、ひさしぶりだったので、余計に耳障りに感じたような気がします。 一般的なベトナム人は、これでもかってぐらいクチャクチャ音をたてながら、食べます。 日本人にとっては不快音ですが、私の日本の友人は、ベトナム人の恋人から「なぜ、あなたは口を閉じて食べるんだ」と指摘されたとのことです。 ベトナム人にとってはクチャクチャ食べるのがふつうです。 一方、日本人が麺をズルズルとすする音は、彼らにとっては不快音なのだそうです。 日本政府が打ち出している「多文化共生社会」的にいうと、どこに着地点を求めるのか疑問です。 勝手な推測ですが「共生」ではなく、「(日本文化への)強制」を求めている気がします。 日本人顧客担当のベトナム人はクチャクチャしないよう意識しています。

多文化共生社会 · 06日 4月 2019年
個人的な考えでは、今回の入管法改正で最もとばっちりを受けるのは総務省管轄の市役所・区役所、警察署だと思います。 法務省は、入国管理局が出入国在留管理庁に格上げしてもらったことで、予算も権限もポジションも増えたという恩恵があったかと思いますが、地方自治体へのケアは足りているのでしょうか? 「外国人」と一括りにしても色々な国の方たちが来るわけで、英語と中国と韓国語に対応できていればいいというわけではないはずです。 また、それぞれに語学に精通した通訳者を各地方自治体(特に地方)が常勤させることは現実的に無理があり、空港に置かれていたようなテレビ電話が流行り、コールサービスのようなビジネスが出来ていくのではないかと考えます。 この頃、ご縁あってIT企業の方々とのミーティングが続いているので、参入の余地があるのか当社も前向きに検討しています。

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