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日本語学習用教科書の種類が増えました

先日、本屋を訪れた際、買い物を済ませて店を出ようとしたら外が大雨だったので、しばらく店内をウロウロしていました。

 

そのお店は1階がベトナム人用の本が売られていて、2階に日本語書籍が置かれています。

 

なので、2階には日本語学習用の教科書や問題集が販売されていることを知っていたのですが、1階でも売られていることを初めて知りました。

 

ベトナム人向けのテキストがたくさん並べられていました。

 

数年前まではテキストは「みんなの日本語」しかなくて、

ベトナムにおける日本語教育関係者のバイブル(?)みたいな存在だったので、日本語学習初学者のレベルを図るのに「みんなの日本語第●課まで勉強しました」というやりとりが平然と行われていました。

 

その業界の部外者からすると、第●課がどういうレベルなのか分かりません・・・。

 

教科書の種類が増えたことで「みんなの日本語」1強時代も終焉を迎えるのかとも思ったのですが、しばらくは変わらない気もします。

 

教えるベトナム人先生が「みんなの日本語」で学習してきたので、違う教科書で教えろと言われても戸惑うでしょう。

 

そして、それができるぐらいの日本語上達者だったら、低級レベルの日本語教育の仕事に就いていない気がします。