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自分が食べているものと同じものが欲しいと外国人の方が店員と話しているのを見かけると誇らしくなる

鯵のお頭
鯵のお頭

私自身も事前情報なく、賑わっているからココにしようと決めたような食事処では他のお客さんのテーブルに並んでいる品を盗み見て「あれと同じのが欲しいです」と決めることがしばしばあります。

 

ホーチミンの日本人街で食事して、同じく"私が食べているのと同じものを"と店員さんに伝えている様子を見かけると、やや誇らしい気になります。

 

これまで3回あったので、全部覚えています。

  1. 寅さんのあんかけ焼きそば
  2. 中華ダイニング洋のタンメン
  3. 睦庵のアジのたたき

 

直近のアジのタタキについては、お店側の計らいでいつもお かしら (?)をつけてくれるのです。

 

それを後から入店して来た中華系の男性二人組が見て「あれは何だ?」「あれと同じのが欲しい」とベトナム人スタッフさんとやりとりしている様子を見かけ、後からスタッフさんに尋ねてみたらその通りでした。

 

その中華系の男性二人組は2階のテーブル席へと上がっていきました。

1回のカウンター席に座って調理の様子を窺っていたら、お かしら 付きでない姿で完成品として出てきたのです。

 

すかさず「これ(お かしら )が大事なんだよ!」と声をあげる私。

中華系の人は特に豪華さを大事にするはずだと思いました。

 

ホール係も賛同して「では、これをください。」と私のお頭をのせようとします。

さすがに、それはダメなのではないかと思う私。

 

板前さん(ベトナム人調理師)も、さすがに気が引けたようで、

お頭なしで出すこととなりました。

※その品のお頭はもう捨ててしまったようです。

 

かしら が大事と思った私。

かしら は要らないと思った板前さん。

かしら が見映えするという意見にのったが、私はダメだと思う他人皿に出したお頭で決行しようとしたホール係さん。

 

三者三様の考え方でした。