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撤退せざるを得ないホーチミンのカラオケ店

隔離・封鎖によるコロナ制圧を断念して経済活動を再開させたホーチミンにおいてまず起こったのは店舗の解体・撤去といった撤退作業だった。

ベトナムのカラオケ店は豪華な造りなところが多いです。
ベトナムのカラオケ店は豪華な造りなところが多いです。

今月初め(2021年10月1日)から新型コロナウイルス第4波収束を断念して、経済活動再開に舵を切ったホーチミンでは今週(10月4日月曜日)から移動する人々が増えてきました。

 

昨日(2021年10月5日)は、コロナ前の交通量7割減といった感じです。(※最も厳しい社会的隔離措置下では95~99%減でした。)

 

歩いて道路を渡るのに警戒が必要なレベルとなりました。

 

夕飯の買い出しのために出かけたのですが目的の店が閉まっていたので(前日は開いていた)、他に開いている店を求めて辺り一帯をうろうろと歩き回っていました。

 

目につくのは、やはり撤退作業の多さです。

 

近所のローカルカラオケ店も無くなるようです。

 

経済再開といえど全面解禁ではなく、一部緩和です。

 

カラオケやマッサージ店、ディスコなどは営業停止のままですし、いつ解禁になるかもわかりません。

もし解禁になったとしても、再び感染者数が増えたら目の敵にされかねません。

 

そう考えると、ベトナムのカラオケ経営は当分の間、苦境に立たされるのは必至で、撤退はやむを得ないかと思います。

 

維持費が大変でしょうし。