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何だかわからないものを食べることは日常茶飯事だったがコロナ禍の封鎖生活では何だかわからないもの買って調理して食べるようになった

何だかわからないのでどう調理すべきなのかもわからないベトナムの野菜
何だかわからないのでどう調理すべきなのかもわからないベトナムの野菜

私は食いしん坊でして、良く言えば「好き嫌いが(ほぼ)ない」、悪い表現だと「雑食」というべきか、食事として出されたものでしたら何でも食べます。

 

ハノイのヘビ料理屋に行ったとき、その高級レストランは店頭で生きたヘビの群れから選んでそれを丸ごと1匹調理するシステムだったのですが、最初に出てきたのがまだ動いている状態のヘビの心臓が小さなグラスに入ったお酒(ウォッカ?ハノイ独特のお酒?)の中にあり、それを食前酒として飲むのだと言われました。

 

ベトナム人生で断ったのは、あれきりです。

(今にして思えば、あれもその必要があれば飲んだ気がします。)

 

ほとんど外食なので、ベトナム料理は何を食べているのか解っていないことがほとんどですし、気にもしなくなりました。

 

ベトナム人は「犬」を食べることで知られていますが、まだ自分は経験がないと自覚しているものの、

知らず内に食べていた可能性は有り得ます。

 

肉なんて焼かれて味付けされたものが出されたら何だか分からない味音痴です。

 

とはいえ、ベトナムに移り住んでから、コロナ以前もたまには自炊することがあり、その買い物の時に何だかわからない食材に手を出すことはありませんでした。

 

これについてもコロナが一変させました。

 

昨日から終日外出禁止令が出て、闇デリバリーを続けてくれていた日本食レストランもとうとう出来なくなってしまいました。

 

そうなると、今まで野菜を摂取していた手段が失われます。

(その店から毎度野菜炒めを配達してもらっていました。)

 

大家さんがアパート内で開いたミニスーパーで調達して、自分で料理することになります。

ところが、大家さんも野菜だけは前日までに調達できなかったそうです。(それ以外はしこたま買い集めていた)

 

玉ねぎやサツマイモなどの根野菜はあるのですが、葉野菜が届かなかったようです。

唯一、届いたのが写真の品なのですが、私にはこれが何なのかが解からず、

どう調理すべきなのか解りません。

 

買う前に少し悩みました。

 

ただ、選り好みできる状況ではなく、

"何でも食べれる"という自身の強みを発揮して、

遂に何だかわからないものも買って調理して食べることにしました。

 

ワイルドな隔離封鎖生活です。

 

ちなみに、私の下の階に若いベトナム人夫婦(新婚らしい)が住んでいるのですが、

先日、共同バルコニーで育てている植物から葉を切り取って部屋に持ち帰っていました。

おそらく食べるのだろうと思います。

 

ベトナム人はもっとワイルドです。