新型コロナウイルス感染症の影響で簡単に日本へ帰ることができない海外在住日本人は自身の運転免許の更新日が迫っていたら諦めて失効するのか、それとも帰国して更新することを選ぶのか?

コロナ禍×海外在住日本人×運転免許の更新

新型コロナウイルス感染症の影響で簡単に日本へ帰ることができない海外在住日本人は自身の運転免許の更新日が迫っていたら諦めて失効するのか、それとも帰国して更新することを選ぶのか?

平成34年は令和4年(2022年)までに更新しなくてはならない自動車運転免許
平成34年は令和4年(2022年)

<日本の自動車運転免許は日本でしか更新できない>

 

ペーパードライバーなのですが、二十歳の時に取得した自動車の運転免許は毎回きちんと更新しています。

 

日本で働いていたときは運転していたのですが、極力避けていたということもあり、ゴールド免許です。

 

ふと「次の更新はいつだったかな?」と免許書を確認すると、来年だと判明します。

 

ベトナム在住の身としては「来年のコロナはどうなっているのだろうか?」と思うとともに、この1年~1年半の間(COVID19が世界的に蔓延して国をまたぐ移動が困難だった時)に自身の運転免許更新期限を迎えた人たちはどうしたのだろうか?という疑問が浮かびました。

サラリーマンだったら「運転免許の更新しなくてはならないので日本に帰国します。日本への帰国および再びこの場に戻るには隔離期間等があるので出社できない期間が生じます」と言って容認してもらえる会社ばかりでないでしょうし。

 

納税や他の資格だと"コロナ特例措置"のようなものがあって延期が許されているものが多いです。

(少なくとも自分が関係しているものはすべて該当しました。)

 

Googleでそれらしき言葉を入れて検索して調べてみると、最初に出てくるのは「警視庁」のホームページで、

"申請をすれば有効期限を3か月延長できる"といった内容が書かれていました。

 

3か月って・・・(心の嘆き)。

 

今は2021年8月ですが、(個人的な憶測では)もう年内の帰国は無理だろうと諦めています。

3か月後に状況が劇的に改善されるとは思えません。

 

<帰国か?失効か?オンラインか?再取得か?>

 

「帰国するしかないのかなぁ」という気持ちになりました。

 

自分が高校生の時、数学の先生が「自分は浪人を経験したが浪人生はもう一度やってもいいと思えるが、自動車運転免許の教習所通いだけは2度とやりたくない」と言っていたことを覚えています。

 

今はパワハラだ、セクハラだ、モラハラだと言われるご時世なので変わったのかもしれませんが、

自分が通った教習所は鬼教官や性格の悪い教官がうようよいる時代だったので、

数学の先生が言っていた通りだったなという思い出があります。

 

当時、自動車運転免許の取得費用は20~30万円ほどかかったはずです。

現在、日本の水際対策厳重下の中でベトナムから日本へ戻るには飛行機代・証明書等発行費用・ベトナム国内移動費・日本国内移動費などをもろもろ合わせると20万円弱かかるそうです。

 

さらに、再びベトナムに戻ってこようとすると2倍では足らず、3~4倍になると言われています。(※ベトナム到着後、隔離期間中の宿泊ホテル代が占める割合が大きいのです。)

 

金額的には失効もやむなしかもしれません。

実際、私のようなペーパードライバーなら失効を選んだ人もいるのかもしれません。

 

免許の失効を選ぶか、帰国を選ぶか・・・

さぁ、自分はどうしようかと悩みます。

 

「そういえば、以前、ゴールド免許ならオンラインで更新できるようになるというような記事を読んだな」ということを思い出して調べてみました。

 

一部では行われているようですが、自分の所轄では行われていないようです。

ところが、千葉県警のホームページに「やむを得ない理由があれば失効後3年後以内で、帰国後1か月以内であれば認められる」ということが書かれていました。

 

所轄が千葉県でもないので、改めて「警察庁」のホームページを調べてみると、

同じようなことが書かれています。

 

けれど、どうやら更新ではなく、試験免除の再取得になるようです。

(詳しくはこちら

 

 ということは、ゴールド免許ではなくなるのか・・・。

 

来年のその時期までに収まっていることを願います。

私の"年内無理予想"が外れて、2021年内にベトナム-日本間の往来が不自由なくできるようになったら万々歳です。

その場合、更新できる時期にコロナが再発していないことも願わなくてはなりませんが・・・。