奥の手であるはずの闇営業がコロナ再燃の風物詩にならない世の中を願う

店内飲食禁止令が出たホーチミンの日本人街の様子
店内飲食禁止令が出たホーチミンの日本人街の様子

本来、止むに止まれぬ最後の切り札としての「闇営業」はホーチミンではすっかり定着してきて、コロナの影響における営業停止は健全営業から闇営業の切り替えが当たり前のようになってきました。

 

そして、これまではカラオケやガールズバーなど、もともと合法と非合法のグレーゾーンで、警察・公安との縁あるお店が闇営業を得意としていたのですが、すっかり浸透した為、今ではふつうの飲食店も闇営業スタイルを取るようになりました。

 

大通りに面した(ベトナムにおける)大手・中堅規模の日本食レストランチェーン店は店前に呼び込み用のスタッフをおいて声がけをさせていました。

 

「店内で食べていいの?」と尋ねると、どうぞ!と即答でした。

 

こういうお店が増えるのか、それとも警察・公安の取り締まりが厳しくなるのか・・・。

 

「人々のために」という正義と悪の線引きを難しくさせているのが「コロナだから」という理由かと思います。

 

不定期にしばしば営業停止させていたら飲食店は壊滅してしまいます。

 

闇営業は風物詩になっていくのではないかと思うと同時に、そんな世の中にならなければいいなと思います。

 

そうなると全世界コロナ終息が不可欠かと思います。