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手をメモ帳代わりにする人

掌をメモ代わりにするベトナム人

ベトナムの日本食レストランで夕飯を食べていたところ、ある日本人家族(父・母・子)がやってきて、予約をする場面に出くわしました。

 

ベトナム人オーナーのお店で、すべてベトナム人スタッフで運営されている繁盛店です。

 

しばしば訪れているので、店長や女将さん、スタッフたちとも割かし親しくなりました。

 

日本人でも手にメモを取っている方をたまにみかけます。

 

テレビを観ていて、出演者が書いていることをバラされる場面も何度かありました。

 

このお店の女将さんがメモを取るとき、手に書いているのは何度か目撃したことがあったのですが、この日まで手の甲に書いていると思っていたので、さほど不思議はありませんでした。

 

けれど、この日、初めて知ったのですが、まず てのひら に書き始めて、収まらなくなったのが甲に移るのだと解りました。

 

そして、この予約を店長(女将さんのダンナ)に伝えるやりとりが、自分のすぐ隣で行われていたのですが、店長は彼女の手を写真で撮っていました。

 

その場を写真に撮ればよかったのですが、間に合いませんでした。

 

その後、手のメモを写真に撮らせてもらい、最初から女将さんのスマホに入力してメールで送ればいいのでは?と余計なお節介をやいたところ「スマホがない(※実際はあります)」と言っていたので、慣れ親しんだやり方がいいのだろうなと思いました。

 

自分もこんなことを言っておきながら、合理性・効率性の追求(追究?)は人間味を損なわない範囲でできることをやればいいと思っています。