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バイク大国であるベトナムはヘルメット大国でもある

ホーチミンではヘルメットを被ってバスに乗り込む人や公園でヘルメットを被って運動している人をよく見かけます。

ヘルメットを被ってバイクを運転するベトナム人たち

対向車線を逆走するし、バイクが歩道を走るなど、交通ルールがめちゃくちゃなベトナムでも、ヘルメットは多くの人が規則に従って被っています。

 

ノーヘルが一番警察に見つかりやすく、罰金刑を避けるためなのだと思います。

 

自分自身がバイクを運転することはないのですが、友人のバイクに乗せてもらったり、配車アプリのバイクタクシーを利用したりで、バイクの後部座席に乗ることは日常化しています。

 

日本で約30年ほど住んでいてバイクに乗ったのは2回か3回あったぐらいですが、ベトナムで生活していると年に200回、300回は乗っている気がします。

 

今のところ、大きな事故にあったことはないのですが、

何度か危険な目に遭ったことがあります。

 

幸い無事だっただけで、周りのベトナム人は大概はバイクで転げた傷跡を持っています。

 

明日は我が身なので、この頃、バイクに乗ることにやや恐怖を抱いているのですが、車よりも移動が速いのでついつい頼ることになります。

 

走行中のバイクの後部座席に乗りながら「コケたらどうなろうだろうか・・・」を空想します。

 

派手にコケたら骨折はするはずです。

 

「なぜヘルメットを被るのだろうか?」と考えます。

 

頭が一番大事なのはわかりますが、衝撃が強ければ首の骨がいかれてしまそうです。

 

それでも優先すべきは頭なのか・・・。

 

確かに首の骨が折れる程の衝撃を頭が受けたら、そちらの方が致命傷かもしれません。

 

バイクに乗っていると、怖いのが「目」です。

何か鋭利なものが目に入らないかと不安になります。

 

一時期、防護のためにサングラスをかけていたのですが、

カバンを持たないで移動することが多いので邪魔になってサングラスを持たずに移動することが多いです。

 

気になり始めたらキリがないのですが、

配車アプリは格安のgojekでなく、やや割高のGrabを利用しています。
(※ドライバー評価システムがあるので、素行不良のドライバーは蹴落とされているはずです。)

 

ちなみにベトナムにもヘルメットの安全基準があるようですが「これ大丈夫か?」というヘルメットもしばしばあります。

安全性能は満たしていなくとも、パッと見てヘルメットっぽかったら警察には捕まらないのでお構いなしなのでしょう。

 

写真の手前にいる建設工員と思しきおじさんのヘルメットは、良いの悪いのかスレスレのところにいるヘルメットです。