ホーチミンの中心部ですが、すごく隠れ家的に存在しているカフェです。
以前、日本語学科に通うベトナム人女子大生から教えてもらいました。
日本人とベトナム人オーナーの共同経営のようで、日本っぽさとベトナムっぽさを良いとこ取りしたような造りがなされています。
これだけ目立たず存在しているのに来客があるのは不思議なぐらいですが、口コミと紹介で拡がっているのだと思います。
この日も、決して多くはありませんが、複数人の来店客がいました。
私が来店した後に入ってきた女性4人組は、おそらく大学生だと思います。
オーダー後、早速、自分および自分らの写真をお互いに撮りまくることから始めました。
今さら慣れた光景なのでよくあることとして眺めていたのですが、しばらく経つとそのうちの一人がお店のピアノを弾き始めました。
これは驚きました。
どのくらいの上達度かを測るほどの音楽性を持ち合わせていませんが、ド素人の私を満足させるには充分な音色でした。
ベトナムの経済成長を約10年見てきた立場として、
（一部の上流階級を除く一般庶民の間では）
自分らが食べていくので精一杯の時期があり、
これまで食べていた犬をペットとして飼うようになり、
音楽などの習い事をしている子供・若い人が増えていたことに時の移ろいを感じます。
そんなことを思いながら彼女の演奏を聴きながらベトナムコーヒーを飲ませてもらいました。
