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旅客機でもなく貨物便でもない特別な飛行機が飛んでいる

人気の少ないの空港内

ベトナム国内においては新型コロナウイルス感染はほぼ制圧されている状況なので、今後、再浸食されないよう国境警備は引き続き厳重に取り締まることになろうと思います。

 

とはいえ、一部の韓国人(中国人も?)を数百人を迎え入れたと報じられていました。

 

ベトナム経済において欠かせない存在の外資系大企業に勤めている方々のようです。

 

ベトナム入国後、14日間の隔離措置は取るとのことですが、外資系大企業の主要人物を一般的なベトナム市民と同じ施設内で隔離するわけにもいかないでしょうし、身分が高い分わがままも言ってくるでしょうが、封じ込めに成功することを期待しています。

 

3月末時点で、ベトナム航空は5月31日までベトナム-日本間の路線をすべて運休にすると発表されていました。

 

けれど、先週約1週間ぶりに発見された新規感染者は、4月22日にベトナム航空で日本から帰国したベトナム人2名だと報じられています。

 

周りに友人に訊いただけなので確かな情報ではないのですが、ベトナム大使館が関係した飛行機は飛んでいるそうです。

 


2~3週間ほど前、友人(ベトナム人)から相談を受けておりました。

 

その人の弟が現在、技能実習生として日本にいるのだけれど、

発熱と発疹がおさまらないそうなのです。

 

団体監理型の技能実習生なので、

本来であれば監理団体なり、受入れ企業の生活指導員が対応なくてはならないのですが、

受け入れ企業側は監理団体に丸投げ、監理団体は忙しいからという理由で、

病院に連れていく予定は2週間後だというのです。

 

その弟は日本語がほとんどできないそうなのですが、

外国人技能実習機構に相談するなり、

大きな病院なら外国人対応ノウハウがあるだろうからなんとかもらえるはずだと伝えました。

 

その後、しばらくして様子が気になったので電話してみたところ、

「痔ろう」をこじらせたそうです。

 

ストレスが原因のようなので、

日本で継続して働くことは諦めて、ベトナムに帰国して治療することにしたそうです。

 

ベトナム大使館に相談すると言っていたので、

「例の政府専用機みたいなのに乗って帰ってくるのだろうなぁ・・・」と勝手に想像していたのですが、

病名は違えど高熱を出している者をこの騒動下で連れてくるのはベトナム政府および航空会社としても大きな決断に迫られることになるかと思います。

 

医療や治療に関しては素人なので詳しくは聞きませんでしたが、

日本で治さずベトナムに来てから治すというのは、

治療費の関係があるのかなと・・・。

(健康保険には入っているそうですが、JITCO保険には入っていないそうです。)

 

 

すでにベトナム大使館に連絡して帰国便の調整がなされていればいいのですが、

姉曰く「日本はゴールデンウィークだから・・・」という意味深なフレーズがあったので、

もしかするとゴールデンウィーク明けまで待つ気でいるのやもしれません・・・。

 

 

何もしない受け入れ企業。

対応が悪い監理団体。

人に頼ってばかりで自ら行動しない本人。(病人なので同情の余地はありますが、姉と電話で話すことはできているわけですし・・・。)

 

 

「技能実習制度」の数多ある不幸な事例がまた新たに1つ加わることとなりました