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映画館経営に明るい未来は訪れるのだろうか

新型コロナウイルス禍で営業停止中の映画館
新型コロナウイルス禍で営業停止中の映画館

ベトナムの新型コロナウイルス感染予防政策は導入時も段階かあって、最初にマッサージなど外国人が訪れるお店が営業停止となり、その数日御、人が集まる場所だからとカラオケ・バー・映画館などが営業停止。そして、「社会的隔離措置」と呼ばれている食料品・医療・薬局以外のすべての店舗を営業停止としました。

 

その効果が現れて、ベトナム国内における2次・3次感染というのはほぼ起こらず、新規感染者が0人というのが1週間ほど続いたこともあり、社会的隔離措置が緩和されることとなりました。

 

けれど、未だ美容関連施設、美容整形・手術、スパ、リハビリセンター、マッサージ,サウナ、娯楽施設、舞台、映画館、結婚式場、ディスコ、バー、カラオケ、パブ、ビアクラブ、カラオケカフェ、インターネット・ゲームカフェ、各種スポーツセンター、屋内スポーツ施設は営業停止中なので、前の段階に戻ったという感じです。

 

今週(来週?)からいよいよ学校も再開されるようですが、ホーチミンの貿易大学に通う友人に訊いてみたところ、1m50cm以上の間隔を空けられることが条件とされているようで、貿易大学は学生数に対して学校施設が小さいので、その間隔を確保できず開校が遅れるという連絡があったそうです。

 

国内線の飛行機も大幅に減便されていた(一時期は0になった?)のですが、徐々に便数が増えてきています。

 

日本および他の外国では新規感染者が増え続けている状況ですから国境封鎖は維持されるでしょうが、

国内においては全面解禁へ進んでいくかと思いきや、

昨日、日本からの戻ってきたベトナム人2名が感染していたことがわかったようです。

 

今は、外国人はもちろんですが、ベトナム人とて外国からベトナムに入国した者は全員2週間の隔離措置が取られるので、

拡散させていなければ大事に至らないはずですが、少なくとも空港関係者は再び巻き込まてしまったことになります。

 

学校や航空便は、いずれは必ず再開すると思っていましたが、

映画館はどうなるのでしょうか・・・。

 

まず、いつ営業再開許可が下りるのかわかりません。

次に、営業再開許可が下りたところで反発需要も見込めず、一般市民の心理的に足が遠のく場所ですから今まで通りの集客は見込めないはずです。

そして、再び新たな感染症が流行するということも想定されます。

 

これらを踏まえると、映画館運営は抜本的な改革か撤退かの選択に迫られていると考えます。