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土木建設業界の人手不足問題は解消されるのか?

ベトナムの自動車運転免許証の真偽チェック
ベトナムの自動車運転免許証の真偽チェック

新型コロナウイルスの影響で、人手不足から一転して「人減らし」を余儀なくされています。

内定辞退に頭を悩ませていた企業が、内定取消しを言い渡す側になりました。

この頃の変化は突然かつ劇的です。

 

宿泊業界は大ピンチであるでしょうが、2021年7月東京オリンピック・パラリンピックというチャンスがその先にあります。

目標があれば計画を立てられます。

 

いつ収束するのかわからず、収束後にお客さんがすぐに戻ってきて来るのかもわからぬ業界とはモチベーションが異なります。

 

 

建設業界はどうなのか?

 

先月末に大手通信3社が5Gを始めたことで基地局等のアップデート工事は増えるのではないかと思います。

また、5Gにも関連して東京オリンピック・パラリンピックが1年延期されたことで、さらなるもう一工夫を!新たな仕掛けを!という取り組みがなされ、競技場や選手村などの大規模工事は終わりますが、東京オリンピック・パラリンピックに関係した工事需要は多発するかと考えます。

その上で、リニアモーターや大阪万博があるので、見通しは暗くないかと・・・。

 

日本全体としては、一時的な不況に陥るのは仕方ないかと思います。(今が不況の真っ只中でしょうし・・・)

不況になると、一般的には労働者は、

大企業から中小企業へ

大都市から地方へ

製造業から建設業へ

と流れていくとされています。

 

けれど、昨今の状況は複雑で、

まず日本人は少子化が進んでいますので、

上記の流れが進むと獲得できる確率は高まるでしょうが依然として若い日本人は獲得するのが難しい存在であるには変わりがありません。

建設現場作業は立派な仕事ではありますが、現代の若者にとっては不人気職であることは否めないかと思います。

 

もう1つが外国人労働者ですが、

外国人労働者は日本の法律によって許される条件下でのみ働くことができ、その間口はとても狭く、限定的です。

 

受け入れる企業と本人(外国人)が良くとも、きちんとした手続きを踏まなければ本人は不法就労で、受入れ企業は不法就労助長罪に問われる可能性があります。

従って、外国人労働者の転職は日本人と同じようにできるわけではありませんし(※永住者や定住者など一部の特権在留資格を得られている外国人を除く)、受け入れ側もリスクを伴います。

 

今後、日本国内における労働者の流れ(転職活動)が活発になると思いますが、

外国人の受け入れに関しては、意図せず犯罪組織に加担させられていたり、分からぬ状態で自分が犯罪者(違法行為者)となっている可能性がありますので、くれぐれもお気をつけください。

 

外国人労働者の採用で、心配事または判断に迷うことがあれば、お気軽にご相談ください。