隔離生活2日目(つづき、そして終幕)

かつてなく、これから先もあるのかというぐらいガラガラだったハノイ空港の様子です。 撮影日:2020年3月26日(武漢コロナウイルス禍)
かつてなく、これから先もあるのかというぐらいガラガラだったハノイ空港の様子です。 撮影日:2020年3月26日(武漢コロナウイルス禍)

ベトナム人とのやりとりはロールプレーイングゲームのようなもので、あるダンジョンに踏み入れると自動的に発生するプログラム以外は、自分から探らなければ情報が得られません。

 

結局、帰っていいのか悪いのか、

「警察に確認します」ということで宙ぶらりんのまま終えました。

 

(毎度同じ後悔をするのですが"いつ?"・"いつまでに?"を毎回約束させる作業を怠る自分も悪いのです。)

 

今朝になって、特に何も連絡はなく、ただひたすら待っていました。

 

昼食時間が近づいてきたので、一応、現在は隔離中の身なので外食をしていいのか?を確認ついでに、受付のスタッフさんに「まだ結果はわからないのですか?」と尋ねました。

 

すると、もう大丈夫ですという返事がきました。

 

???

 

詳しく聞くと「さっき警察が来て、パスポートでベトナムで入国した日を見せれば大丈夫だと言われましたと・・・」

 

喜びと困惑が入り混じった複雑な心境の中、念入りに確認したところ、どうやら隔離は解除されたと知りました。

 

「なぜ、それを教えてくれないの?」

 

と、怒りと不信感を押し殺して真顔で伝えたら、なぜか笑われました・・・。


言いたいことはあったのですが、自分のために色々と尽力してくれたという恩義もあるので、

自分の胸の内(と、このブログ)だけに押しとどめておきました。

 

早速、飛行機を調べて、

お手頃な価格かつ程よい時間帯の飛行機がみつかり、

今日中に帰ることに決め、30分で支度をしてお世話になったホテルをチェックアウトしました。

 

というわけで、

 

14日間続くと思われた隔離生活日記は、2日で終わりました。

 

 

ありがたいことです。

 

 

もしかするといずれ緩和するのかもしれませんが、

直近の動きとしてはますます規制が厳しくなり対象が拡がるという情報が噂で流れています。

 

ホテル暮らし(本当はホテル内隔離です。)も悪くはなかったのですが、

いつまで続くか分からないという恐怖感があるので、金銭的にも心情的にも、

今このタイミングでホーチミンのアパートに戻れてよかったと思います。