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新型コロナウイルスの影響で激減した韓国人客

普段は韓国人で賑わっているのに、新型コロナウイルスの影響で閑散としています。
普段は韓国人で賑わっているのに、新型コロナウイルスの影響で閑散としています。

マッサージへ頻繁に行くというと贅沢だと思われるかもしれませんが、自分にとっては通院みたいなもので、このお店のある施術者が背骨の胸椎のねじれを治すのが上手で、定期的に訪れています。

 

それにベトナムのマッサージは日本ほど高額ではありません。

90分で400,000VND(約2000円)で、チップ100,000VND(約500円)です。

 

ここのお店は、ホーチミン中心地1区の大通りに面していて、1つの通りに感覚を空けて3店舗が並ぶ人気店です。

 

(同じ系列のグループ店の間に、便乗を狙って似たような名前を付けたニセモノ店があります。ニセモノが現れるぐらいなら大したもんだという評価になるかと思います。)

 

 

 

このお店の客層は、

韓国人が6割

日本人が1割

ベトナム人が1割

その他外国人2割といった、

大半を韓国人が占めていました。

 

自分のことはさておき、

平日の日中に行っても30~40代の韓国人がわんさかいるので「この人たちは何者なのだろう?」という感想を常々頂いておりました。

 

前回訪れたときは「中国人警戒」ぐらいで賑わっていたのですが、昨今は「韓国人警戒」と変化したので、お店はガラガラです・・・。

閑古鳥が鳴く店内
閑古鳥が鳴く店内

たまに「中国人の入店お断り」と中国語で書かれた張り紙をドアに貼っているお店をみかけますが、このお店が「韓国人お断り」なんぞしようものなら死活問題です。

 

なので、お店としては韓国人も中国人も受け入れているようですが、ベトナム政府が韓国からの訪問者に対して「医療申告と医療検疫を行い,隔離措置を取る」としたことで、韓国人は不自由を強いられる可能性が出ました。

 

観光目的で訪れる人は激減したはずです。

 

ベトナム南部はSAMSUNGやその下請け工場がたくさんあるので、ホーチミンに韓国人在住者は大勢います。

 

 

日本人街で韓国人を見かけることは珍しくなく、

新型コロナウイルス騒動中も普段と変わらぬような気がします。

 

なので、このお店の激変ぶりに驚いたほどです。

 

このお店を占めていたのは、韓国人旅行者・出張者だったのか・・・と知りました。

 

自分がいつも指名しているマッサージの施術者の女性は英語が話せるので教えてくれました。

 

「普段は6~7人のお客さんを得られるけれど、新型コロナウイルスの影響で今は1人。2人だったらラッキーな日だ。」

とのことです。

 

ベトナム国内は感染者16人が現れたものの、

全員が完治したと報道されて数日経ち、

平和を取り戻しつつあります。

 

けれど、韓国や中国が安定しないことには、

大打撃を受けている会社やお店があることを改めて目の当たりにしました。

 

この騒動が長引くと、経営が続けられないかもしれません・・・。

 

ホーチミンで起業した日本人経営者の方が言っていました。

「箱ものビジネスは、その箱を維持していくのが大変だ」と。

今、この言葉が重く突き刺さります。