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接触感染対策に自動回転ドア

10~20年前、六本木ヒルズに自動回転ドアがありました。

 

当時としては画期的で六本木を訪れたことがない自分ですらテレビ番組で紹介されていたのを見て覚えています。

 

六本木ヒルズが初なのかは定かでないのですが、それ以降、観光地等の大型施設などで自動回転ドアを見かける機会が増えた気がします。

 

この自動回転ドアがひと際注目を浴びたのが、六本木ヒルズの自動回転ドアに子供が挟まれるという事故が起きた時でした。

 

その時から各地の自動回転ドアは運転を中止しました。

 

当時の自分は知る由もないのですが、六本木ヒルズの自動回転ドアに事故防止の感知センサーを後付けで作ったのは、今のお客様の会社です。

 

それによって六本木ヒルズでは再稼働されることになったのですが、その事故の余韻がまだ残っているのか、単に飽きられただけなのか、現在日本で自動回転ドアを見かけることがほとんど無くなりました。

 

1~2回しか六本木ヒルズを訪れたことがなく、くまなく探したわけではないですが、六本木ヒルズにも自動回転ドアは無くなっているのではないかと・・・。

 

ホーチミンのインターコンチネンタルホテルのドアは自動回転ドアです。

 

今回の新型コロナウイルス騒動の前からずっと回り続けています。

 

新型コロナウイルスの影響で接触を避ける人が増えていると聞きます。

自動回転ドアはどこにも触れずに再び脚光を浴びることはあるのだろうか・・・?と考えました。

静電気で感知する自動ドアがあったり、

キャッシュレス決済や無人レジだったり、

「非接触ビジネス」が流行っていますが、非接触生活に慣れてしまった人たちが

接触しなくてはならない環境に置かれたときのことを想像すると危うさを感じます。

 

色々なものをべたべた触って、免疫力を高めていく方が生き方としては楽です。