新型コロナウイルスはホーチミンで流行るのか?(続編)

新型コロナウイルス感染予防のためマスク

新型肺炎予防でファミリマートスタッフさんも全員マスクinホーチミン
新型肺炎予防でファミリマートスタッフさんも全員マスクinホーチミン

<前回の続き>

昨日、「新型コロナウィルスはホーチミンで流行るのか?」という記事を書きました。

 

詳しくはこちら

 

結論としては、期待を込めて"暑いホーチミンでは流行らない"という仮説を立てたのですが、外部からは続々と持ち運ばれてくる可能性があるわけで「ホーチミンにおける涼しい場所」で長時間過ごすベトナム人に感染するリスクはあるはずです。

 

なので、エアコンが効いた病院は蔓延しやすい環境ではないかと心配になります。

 

<厳戒態勢>

先ほどホーチミン市内のとあるスターバックスを訪れたところ、スタッフさんが全員マスクを装着していました。

 

全店舗で統一しているのかはわかりませんが、そこのスターバックスはインターコンチネンタルホテルに併設している場所なので外国人客の割合が高いお店です。

 

 

そのあと、ファミリーマートの1号店に買い物へ行ったところ、ここでも全スタッフさんたちがマスクをしていました。

 

ここは日本人客の割合が高いのですが、客数も多く多国籍な人たちが利用します。

昨年、中華系のホテルが近くにできたので、中華系の旅行者も訪れやすい立地です。

 

ホテルと併設しているスタバも、24時間365日営業のファミリーマートも、

常時エアコンが効いた涼しい環境を保っているので、

暑いホーチミンにおける稀有な空間です。

<各企業毎の悩み>

新型肺炎予防でスタバスタッフさんも全員マスクinホーチミン
新型肺炎予防でスタバスタッフさんも全員マスクinホーチミン

 昼食をラーメン店で一人で食べていると、駐在員らしきグループが酒盛りをしていて、会話が聞こえてきました。

 どうやら大手企業に勤めている方々のようで、中国支社で働く同僚の話題でした。

 春節の休みで日本への帰国は果たしているのだそうですが、会社の指示で戻るなと言われているそうです。

 かといって、日本で出勤しても席も仕事もない(※現地の支社長は日本の部長・課長クラスなので雑用をやらせるには気が引けるのでしょう)。

 万が一にでも感染していて、それを社内に持ち込まれるリスクを考えると「出勤しなくていい」となるそうです。

 SARS騒動の時がそうだったようで、該当者はパチンコ店に入り浸っていたと話していました。

 

 ファミリーマートさんにしても、スターバックスさんにしても、他の会社やお店にしても、

 もし自社スタッフで感染者を出してしまったら、

 それを公表するのか、否かの決断に迫られます。

 公表すれば、他のスタッフさんに感染している可能性を考えると潜伏期間1週間程度はお店を閉めなくてはならないのかと・・・。

 公表しないで、後々発覚すればバッシングされますし・・・。

 

 そのための感染防止のためのマスクなのでしょうが、マスクができない(しない?)職業に就いている方もいます。

 少なくとも1月22日にホーチミンに戻る際、飛行機の中でCAさんたちはマスクをしていませんでした。

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