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石油輸出について考える

懇意にしている大学の先生から「自分の後輩がフリーランサーとして活動しているので紹介したい」というお誘いがあり、お会いしてきました。

 

その方は、日本の大手メーカーに勤めながら、通訳の仕事やビジネスマッチングを手伝ったりと、よくあるパターンなので珍しさはなかったのですが、彼女の旦那さんの仕事が興味深かったです。

 

彼女の旦那さんは、石油(原油?)の採掘作業に従事しているとのことです。

 

今までに私が聞いた話では「ベトナムで石油は取れない」という説と、「石油は取れるけれど、それをガソリンに精製する技術がないのでガソリンは輸入している」という二説があったのですが、彼女曰くどうやら後者のようでした。

 

彼女のダンナが受け持つ採掘場は、船の上にあり、ヘリコプターで移動して2~3週間は船内生活を送り、2~3週間は陸に戻ってきて休日なり事務作業を行うということを繰り返しているとのことでした。

 

彼は大学を卒業して12年間ずっと今の会社に勤めているので、今ではその船の中で働く技術者として最も高い地位に上り詰めたとのことでした。

 

ちなみに船には100人ぐらいがおり、女子禁制なのだそうです。

 

旦那さんは技術者なので営業や販売については関わっておらず、国営企業なので取引するのは容易ではないとのことだったのですが、

日本とベトナムの国同士の関係は友好であり、

ベトナムとしては販売したいという気持ちがあるでしょうから、

あとは価格や取引条件次第なのではないかとのんきに考えてみました。

日本としては原子力発電が落ち込んでいる以上、火力発電に頼らざるを得ない状況でしょうし、

先日、アラブで起きた爆破事件のように仕入れ先についてはリスクヘッジをしたいというニーズもあるかと思います。

すでに取引が行われているということも考えられますが、では地方自治体レベルまで細分化していくとどうなのだろう?という可能性も探れるかと思いました。

石油(原油)輸出について考えています。

おそらくベトナム側のことはなんとかなります。

 

あとは買い手です。

 

ご興味があればご連絡ください。