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会社への貢献よりも個人の手柄

用事があればハノイへも日本へもその他でも出張しますが、拠点はホーチミンなのでホーチミン内で事が済むことがあれば費用・時間・労力を鑑みて、なるべくホーチミン内で済ませたいと思います。

 

時折、営業をかけてくるベトナム人がいるのですが、いっしょに仕事をしたことがある関係ですし、人間性もよく、過度な売り込みをかけてくるわけではないので、毎回、真摯に応対していました。

 

彼は転職をしたそうで、その勤め先では介護分野へ技能実習生を送り出せるライセンスを持っているというので、興味がありました。

 

でも、具体的にオファーをするわけではないので、ハノイに招いてももらうのも、赴くにも憚ったので、ホーチミ支社があるというのでホーチミン支社に出向くので紹介してほしいと頼みました。

 

概ね「大丈夫です」という回答なのですが、どうも渋り始めます。

 

話が逸れてきます。

 

"ホーチミンで面接することも可能です。その時は、私がホーチミンに行きますから。”など。

 

 これまで複数社の送り出し機関とやりとりしたことがあるのですが、相手は社長や経営陣だと部署・役割、本社・支社をまたぐことはさほど難しいことではありません(会社の儲けは、自身の懐に直結していますから)。けれど、今回の彼のようにイチ営業員ですと、紹介することは可能ですが(日本のように各所属長に話を通してからというまどろっこしいやり方をベトナムではしません。)、紹介しても自分への見返りがなく、機会を逃すことにもつながり兼ねないのでやりたくないのだと思います。

電話で話したときは最終的には「OKです」で終わったのですが、連絡来ず…。
しばらくして、確認メールを入れましたが、無視されています。