· 

留学生が最も過酷

「仕事がきつい」という観点だと、世の中にきつい仕事はたくさんあり、それに従事している人たちは大変です。

「時間」という観点で考えたとき、技能実習生・エンジニア・特定技能外国人・インターンシップと比較して、"留学生が最もきつい"のではないかと思います。

 奨学金をもらっていたり、裕福な家庭の出の者たちを除き、多くのベトナム人留学生は学費・家賃・生活費を自分たちで稼がなくてはなりません。人によっては留学費用の借入返済や両親へ仕送りしなくてはならない立場の者もいます。

 

彼らの生活は、午前中学校に行き、学校が終わるとホテルでベッドメイキングの仕事、夕方から21:00まではハンバーガー店、22:00から7:00までは24時間営業の牛丼店でアルバイト。そして、翌朝、学校に行く。

 

こういったスケジュールの繰り返しです。

睡眠がとれる時間は、午前中の授業中です。

 

日本語を学びたいという高い志を持った人たちであっても、学費・家賃・借金返済・家族のための仕送りというノルマが課されると学習意欲よりも体力回復のための睡眠が優先度を増します。

 

以上、寝る間も休日もない留学生が最もきつい説でした。