コロナ明け反発需要に備えて

外国人材(ベトナム人)採用・育成

【 再び訪れる人手不足問題に備えるための採用活動・取組み 】

2021年3月14日現在


[新型コロナウイルスが収まらない中でベトナム人採用を勧める理由]

 

 昨年から始まったコロナ騒動において現在も様々な我慢が強いられていることと存じます。

 そのような中ではありますが、誰しもが望んでいる「コロナ明け」に再び訪れるのは人手不足という経営課題だと考えます。業種業界や地域によっては、コロナの影響で失職してしまった日本人を得ることができたり、ITやAIによる機械化・自働化、女性や高齢者の登用で解消できるかもしれません。けれど、建設業では男性の体力を求める仕事が多かったり、地方の中小企業に人が集まらないという現象が考えられます。そのような企業に、最も有効な解決方法が外国人材の採用と考えます。

 

 ベトナム人を勧める理由は、ベトナムはコロナ対応が厳格かつ迅速であるため、収束させることができています。そのため、日本の入国制限もベトナムからの入国であれば他国に先駆けて解禁される可能性が高く、ベトナム国内が平穏であるため、採用面接や教育がしやすい環境です。

 

 コロナの影響で仕事が減って時間に余裕があるのであれば、この時期を外国人材の採用・育成にあてて、コロナ明けの反発需要を見越して準備しておくというのはいかがでしょうか?


在留資格別入社時期目安

[ 在留資格別入社時期目安 ] 

 申込から入社までの手続きや要する日数は各在留資格ごとに異なります。以下、入社時期の目安です。

 

< エンジニア >

 2021年夏から秋にかけての入社が可能と予想します。

(後述:予想は外れました。EPAは可能でしたがエンジニアは2021年9月時点で未だ目途が立っていません。)

 

 

< 技能実習生 >

 入社は2021年秋以降を予定として計画を組むのが賢明です。

(後述:おそらく秋も冬も無理で来年以降になる可能性が高いです。)

 

< 特定技能 >

現時点ではベトナムで実施される試験情報がありません。(後述:建設〈土木分野〉で行われました)

試験組は早くて2021年夏、それ以降もあり得ます。(後述:技能実習生たちと同じ時期になるはずなので来年以降かと。)

(※試験免除組(技能実習生OB/OG)は日本国内で活発に転職活動が行われているようです。)   

 


外国人採用には時間がかかります!

< 入管審査期間 >

Immigration Services Agency of Japan
出処:出入国在留管理庁

 外国人を受け入れるために出入国在留管理庁に格上げされて予算も職員も増えましたが、 すこぶる評判が悪いです。

 

 続きを読む・・・ 審査期間は延び(関東エリアは特にひどい。)昨年まで受け入れられていた企業ですらできなくなったという話を聞きした。また、日本への留学を希望してベトナムの日本語センターで学んでいた者たちは「日本へ留学できるビザを取ることが難しくなった」という理由であきらめる者たちが続出してるそうです〈ホーチミンで最も有名な日本語センターの副校長先生談〉。

 

< 日本語学習期間 >

公益財団法人日本国際教育支援協会、独立行政法人国際交流基金
出処:日本語能力試験公式WEBサイト

 「多文化共生社会の実現」と優等生発言をしていますが、日本の実態は「日本文化へ"強制"する社会」です。

 

 

続きを読む・・・ 採用者や外国人雇用者に対して"日本語を勉強しろ"、"日本では〇〇だ"と強要します。日本語や日本文化を学習することについて悪いことだとは思いませんが、その習得レベルと速度において、雇用側(日本企業)が望むレベルと速さは異常だと感じます。

 

 「コミュニケーションレベル」を求めますが、コミュニケーションレベルになるには3~5年はかかります。1~3か月勉強してぜんぜん上手になっていないと嘆く方(日本人)がいますが、教育現場からすると短期間で上達具合がはっきりわかるわけがないと呆れた見方をされています。

 稀に"ものすごく上達が早い者"はいます。けれど、その100人の1人の逸材にさせようとする仕事が単純作業・肉体労働なのですから、当たりクジを引くことは諦めてもらいたいです。短くて3か月、長くて9か月。9か月かけてもコミュニケーションレベルには至りません。一方、1年以上となるとベトナム人側がそんなに長く勉強したくないと拒みます。彼らは早く日本に行って、働いて、稼ぎたいのです。

 

 

< 自動車運転免許取得期間>

警察庁「外国の運転免許をお持ちの方」
出処:警察庁

 ベトナムで取得した自動車運転免許証は日本の免許に切り替えることができます。但し、免許を持っている者は少ないです。

  

 

続きを読む・・・  仕事で、または地方都市に住む場合、普通自動車の運転が欠かせない場合があります。外国人が日本で運転免許証を取得するには日本人と同じく教習所通い(または合宿)の上、実技・筆記試験に合格しなくてはならないので、日本語堪能な外国人でなければなりません。
 けれど、ベトナムで取得した自動車運転免許書を日本の免許書に切り替える方法は、筆記試験はベトナム語で書かれた簡単な内容であり、実技試験もペーパードライバーなら教習所で1~2回練習すればクリアできるようになります。両試験に合格すれば、日本の普通自動車運転免許書が発行されます。来日して間もないベトナム人でも多くの者がこの方法で取得しました。
 ただし、ベトナムはバイクが一般的であり、自動車を購入する際は贅沢税として100%の税金が加算されるので高級品です。従って、ベトナムで自動車運転免許を持っている「若者」は少数派です。そのような者が日本で働きたいと思い、御社の求人条件に合致する確率はさらに低くなります。
 解決方法としては、応募時点では「運転免許なし」を対象として、内定後に取得してもらうことを条件とするのがよろしいかと思います。その場合は、内定から入社までの期間は7か月以上必要だとお考えください。

 



社内外説明用資料(チラシ)のご提供

 下記にてPDFファイル(両面印刷用)をダウンロードできますので、社内外に周知するためにご利用いただけたら幸いです。

<説明資料(チラシ)ダウンロード>

ダウンロード
社内外周知説明用案内チラシのPDFファイル
両面印刷用の作り方にしております。
社内外通知用案内チラシのPDFファイル_コロナ収束後の反発需要に向けた準備.pd
PDFファイル 546.3 KB

<見本(JPEGデータ)>

ベトナム人採用案内チラシ表面
オモテ面
ベトナム人採用案内チラシ裏面
ウラ面


< ご質問・お申込み・お問い合わせ等 >

 初めて外国人採用を試みようとしている、またはかつて失敗経験があって躊躇している事業主様にとっては、多くの疑問や不安な点があると思います。外国人を採用・雇用していくのは大変なことですので、経営判断として「外国人は受け入れない」というのもあってしかるべきだと思います。(代替案・解決策はあるのだろうかと余計な心配を抱いてはしまいますが口にはしません。潔く退きます。)

 当社はオススメをしますが、強要することは決してありません。ぜひお気軽にご相談ください。

 外国人材採用活動以外にも様々な活動をしておりますので、情報交換の機会を頂けたら大変ありがたいことです。

 そして、もし相談を進めている中で「外国人を採用しないと決めた」「他の方法をみつけた」等と一言頂ければ、当社からはそれ以降の連絡は控えますので、ご安心ください。

会社情報

Name: 日越貿易(合)西村HCM事務所

 

Adress: NGUYEN VAN MAI, P. VTS, Q3, HCMC, VIETNAM

 

Mobile:  +84 79 843 5609  ※ベトナムへの国際電話となります。


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