台湾まぜそば "麺屋はなび" in ホーチミン
ORIGINATOR OF TAIWAN-MAZESOBA HANABI in Ho Chi Minh City of VIETNAM

<台湾まぜそば麺屋はなびベトナム1号店>
2~3か月前に、ホーチミンで飲食店を営む店主さんからラーメン店などに食材を卸している業者の担当者さんが言っていただけれど「台湾まぜそばのはなびが出店するらしい」という話を聞きました。
この界隈のオジサンたちの話は嘘八百の度が過ぎるので、だいたいいつも疑ってかかるのですが、彼らは悪意を持って騙そうと思っているわけでなく、自分の思い込みと客観的事実の使い分けができずに話すので誤った情報を、あたかも事実のような口調で話してしまいます。
だから、供給業者さん(具体的な社名も明らかにしているし、知名度がある会社です。)からの情報だという場合は信憑性が高いです。
ところが、しばらく日が経った後、「はなびさんはいつできるのですかね?」と話題に出したら「はなび?」と単語も忘れてもしまう高齢化していくオジサンたちなので、日々疑いの念が深まっていました。
でも、今回は大丈夫でした。
吉野家さんやココイチさんが入っている場所だというのはデマでしたが、たまたまホーチミン市人文社会大学からレタントンにラーメンを食べに行くため歩いて向かっている途中でオープンに向けて工事中の姿をお見受けしました。
"花ゆき”さんがある通りです。
Tôn Đức Thắng通り。
私は名古屋に1年住んでいたことがあるのですが、「はなび」さんで食べたことがありせん。
麺類全般が好きなのですが、その中でもラーメンが好きだったからか、その当時はまったく知りませんでした。
後に、お名前を目にする・耳にすることが何度かあったので記憶に残りました。
人気ぶりを見せつけられたのは2024年に福岡で店前に並ぶすごい行列をみたからです。
それであの名古屋のお店だと認識し、福岡でもこんなに人気なのかと驚きました。

<成功の分かれ目は人と麺>
人に関しては、雇い入れる人間だったり、大家さんだたったり、仲介業者だったり取引先だったり・・・などなど関わる人すべて。
この苦労は日本の数倍かと。
でも、これは乗り越えられなくはないし、成功・失敗事例がたくさんあるので学ぶことができます。
一方、多くのラーメン店が乗り越えられず、真似して終わったのが、「麺」かと思います。
可能ならゼッタイにお勧めは自家製麺です。
つい最近ホーチミンに出店してきた名古屋の有名店〇〇さんの二の舞にならないよう失敗例を事前に学んでほしいです。(※価格が高いのに、量は少なくぜんぜんおいしくない。オープン当初は良かったもののみるみる客足は遠のき、今は閑古鳥が鳴いていることもしばしば。)
また、ベトナム人オーナーがハノイで起こして、今もハノイでは流行っているけれど、ホーチミンに展開したがぜんぜんダメな〇〇が、他資本の製麺所に麺を作って運んでもらっているのに「自家製麺」だとデカデカと看板に掲げている厭きれた様を見せていますが、そんな詐欺まがいに騙されているのは一部の無知なベトナム人だけかと。
暖暮さんは製麺所に作ってもらっていますが、流行っているし、実際においしいです。
暖暮さんはタイバンルン店だけでいうと、ホーチミン&ベトナムNo.1の繁盛店です。
実績もあり最大のお得意様なのだから、取引先の製麺所さんだって、最優先に対応するはずです。
だから、暖暮さん以外は劣後します。
劣後するお店の状況はどうなのか?
今のホーチミン市日本人街に安定的な地位を築いて勝ち組となったラーメン店が何店舗あるのか???
競合店調査は必要かと思います。
ホーチミンに進出してくる日本を拠点としていたラーメン店は、日本と違って製麺所が限られおり、食材の供給業者も元を辿ればだいたい競合店と同じ調達先だから、どこも似たり寄ったりの味。
現在、圧倒的集客数を誇る暖暮さんより優先度を高めてもらうことは初期段階では難しい。
初期段階で失敗したら挽回するのはもっと難しい。
故に、自家製麺か日本で取引がある製麺所さんと一緒に進出してくるか。
最も成功率を高める方法はそれだと思います。