地盤改良工事の重要性を身をもって体験した話
自分自身、たまたまこの業界に足を踏み入れたことで知ることができた「地盤改良工事」という世界ですが、私らが子供の時に恐れていた"底なし沼"がないのは、地盤改良工事業者の活躍によるものだった気づけました。
知れば安心、知らねば大損を被る地盤改良工事の大切さ
![自分が恐怖体験を味わったベトナムの首都ハノイです。ハノイのように年中降雨量が多く、かつ、湖畔の近くは地盤が緩くなるのだと思います。](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=495x1024:format=jpg/path/s8452fc157c51b408/image/i58f41c67e9a29e1e/version/1661695333/%E8%87%AA%E5%88%86%E3%81%8C%E6%81%90%E6%80%96%E4%BD%93%E9%A8%93%E3%82%92%E5%91%B3%E3%82%8F%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%83%99%E3%83%88%E3%83%8A%E3%83%A0%E3%81%AE%E9%A6%96%E9%83%BD%E3%83%8F%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%81%A7%E3%81%99-%E3%83%8F%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%81%AE%E3%82%88%E3%81%86%E3%81%AB%E5%B9%B4%E4%B8%AD%E9%99%8D%E9%9B%A8%E9%87%8F%E3%81%8C%E5%A4%9A%E3%81%8F-%E3%81%8B%E3%81%A4-%E6%B9%96%E7%95%94%E3%81%AE%E8%BF%91%E3%81%8F%E3%81%AF%E5%9C%B0%E7%9B%A4%E3%81%8C%E7%B7%A9%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99.jpg)
<地盤改良工事とは>
「地盤改良工事」をざっくり説明すると、一軒家やマンション・工場などの建物やその類を地上に建築するとき、その"地面"がその建物の重量に耐えられるようにするための工事です。
"地面"というと表層的なイメージが持たれる方もいらっしゃるとおもいますが、「面」がいくら堅くても、その下が緩かったら台無しとなることが将来的に起こり得ます。
なので、"地盤大事"なのです。
地盤がしっかりしていないと、家などが(徐々に)傾いたり、沈んでいきます。
地盤改良工事の工法は色々あって、専門家でもない自分が語るのはおこがましいので控えます。
今回、身を以て自分らが子供の頃の怖い話に出て来た"底なし沼"が、ちょこっとだけその気分を体験したのです。
![手前が足首以上まではまった足跡、その奥が救われることとなっ手前が足首以上まではまった足跡、その奥が救われることとなったもう一方の片足を踏み込んだ地盤が固かった場所なのだと思います。(咄嗟だったため、記憶不確か)たもう一方の片足を踏み込んだ地盤が固かった場所](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=495x1024:format=jpg/path/s8452fc157c51b408/image/ie11fdc045bdef56b/version/1661695348/%E6%89%8B%E5%89%8D%E3%81%8C%E8%B6%B3%E9%A6%96%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%B6%B3%E8%B7%A1-%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%A5%A5%E3%81%8C%E6%95%91%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E6%89%8B%E5%89%8D%E3%81%8C%E8%B6%B3%E9%A6%96%E4%BB%A5%E4%B8%8A%E3%81%BE%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%BE%E3%81%A3%E3%81%9F%E8%B6%B3%E8%B7%A1-%E3%81%9D%E3%81%AE%E5%A5%A5%E3%81%8C%E6%95%91%E3%82%8F%E3%82%8C%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%A8%E3%81%AA%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%86%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%81%AE%E7%89%87%E8%B6%B3%E3%82%92%E8%B8%8F%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%82%93%E3%81%A0%E5%9C%B0%E7%9B%A4%E3%81%8C%E5%9B%BA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A0%B4%E6%89%80%E3%81%AA%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%81%A8%E6%80%9D%E3%81%84%E3%81%BE%E3%81%99-%E5%92%84%E5%97%9F%E3%81%A0%E3%81%A3%E3%81%9F%E3%81%9F%E3%82%81-%E8%A8%98%E6%86%B6%E4%B8%8D%E7%A2%BA%E3%81%8B-%E3%81%9F%E3%82%82%E3%81%86%E4%B8%80%E6%96%B9%E3%81%AE%E7%89%87%E8%B6%B3%E3%82%92%E8%B8%8F%E3%81%BF%E8%BE%BC%E3%82%93%E3%81%A0%E5%9C%B0%E7%9B%A4%E3%81%8C%E5%9B%BA%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%A0%B4%E6%89%80.jpg)
<地盤改良工事の重要性実体験>
ベトナムのハノイに出張中、午前中はやや余裕があったので、朝は日課としているジョギングに近所の畔に向かいました。
その途中、前日も同じ場所に行ったのですが、前日にはなかった工事が道中になされていたのです。
咄嗟の判断で、脇に逸れるのは無理、かといって引き返すのは億劫だと「どうせ浅いでしょ」とピョンピョンと飛び越えていくことを選んだのです。
すると、ずぼずぼずぼと地中にハマっていきました。
わずかな時間でしたが、走馬灯のように「これが底なし沼か」という思考が働くのには充分なほどです。
とはいえ、足首ほどにしか埋まってないのですが、足首に埋まるまでの1秒ほどでその思考に至ったのは事実です。
「おぉぉ」と声が漏れてしまいました。
自分でもどうやって逃れたのかわかりませんが、片足だけだったのでなんとか沈む途中で抜け出したのですが、あれが両足突っ込んでいた底なし沼だったら危うかったです。
底なし沼は、昭和の時代の怖い話ですが、ベトナムではまだある可能性があります。
日本に底なし沼がなくなったのは、地盤改良工事業者の活躍における恩恵なんだと心底感謝しました。