隔離期間中に 剃髪
コロナ禍だから普段できないことをしてみた
<散髪できないという悩み>
ここ3週間以上にも及ぶ隔離生活・封鎖生活において、何度となく「(頭髪を)全部剃ってしまおうか」という衝動に駆られることがあったので、実行することにしました。
きっかけとなったのはアパートの大家さんが床屋さんを呼び寄せアパートの住人たちに出張床屋サービス(有料)を提供したことです。
(※未だ検査結果待ちなので隔離は解除されていないはずなのですが、今まで厳しく出入りを管理していた大家さんが率先して実施しているので良いのでしょう・・・。たぶん。)
普段(コロナ前)だと、ベトナムの散髪料金は安いということもあり、2週間に一度ぐらいのペースで切っています。
それがホーチミン市内の全床屋が営業停止措置になってから随分と経つので2~3か月は髪を切れず、ボサボサというのかモコモコというのか、普段が短いので違和感は人並み以上だったかと思います。
「剃ったらスッキリするだろうな」と思っていました。
<スキンヘッドは人生で2回、いずれもベトナムで。>
実は、ベトナムに来てスキンヘッドにしたのは2度目なのです。
何年か前に、テト休みに入るときに散髪屋で剃りました。
テト休みはだいたい2週間弱ぐらいあり、髪が伸びるが早い方だから大丈夫だろうと高を括っていたのですが、
バリカンで行う丸坊主と剃刀で行うスキンヘッドではだいぶ違いがあるようでテト休み明けでもだいぶ短い丸坊主状態だったので、ベトナム人スタッフの若い女性から嫌そうな目で見られたのを思い出します。
ちなみに、その女性スタッフは自分の描く理想像でないとあからさまに嫌な態度を行い、彼女が前職で勤めていたとある有名日系デパートでは正社員として働いていたのですが上司がお客さんに謝罪げ行くときに菓子折りを持って行こうとした際「それはベトナムではおかしい」と注意したのだけど聞き入れられなかったので腹が立って辞めたと言っていました。
自分の上司が丸坊主だったのが嫌だったのだと思います。
当時の仕事は管理と営業だったのですが、ベトナムのテトは前後2週間~1か月弱ほどお正月モードが続くので、
その間に新たな受注を得られるとしたら新規ではなく既存取引先でしか考えにく業界だったということもあり、
2週間(テト休み中)で伸びなくても、1か月半あれば大丈夫だろうという考えがありました。
実際はバリカンでストッパーをつけて調整する長さぐらいの丸坊主でした。
仕事には影響なかったのですが、日本人街などを歩いているとお互い名前は知らないけどここでよく見かけるので顔見知りぐらいのベトナム人たちに見られると笑われたり驚く表情をするので、恥ずかしさを感じる日々を送ることになりました。
なのでそれ以降、スキンヘッドにはしなかったのですが、
今回、踏み切った理由は"今月中にホーチミンの社会隔離措置は終わらない"と思ったからです。
<コロナが収束する時期を予想して髪を伸ばす計画を立てる>
新規感染者がゼロになる前にGotoキャンペーンを実行した日本と違って、
ベトナムは市中における新規感染者がゼロとなり、それがしばらく続いてやっと社会隔離措置解除だと思うのです。
厳戒ロックダウンになって1か月ほど経ちますが、
収まることなく増え続けてしまいました。
ここ数日、高止まりの峠に達したかという傾向が見え隠れしますが、
急激に減少するとは考えにくいです。
だとしたら、8月中の収束はほぼ無理。
9月はどうだろうか・・・といった状況です。
「だったらいいかな」と思い、剃ってしまいました。
しばらく誰にも会う予定がありませんし、会えません。
唯一、ビデオチャットが気がかりでしたが、
現状、ビデオチャットはこちらから望まなくてはほぼなく、(音声だけの)電話がほとんどなので大丈夫なはずです。
しばらくの間、剃り続けます。