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辛さ適応

Ớt(唐辛子)

暑さには慣れないけれど辛さには慣れ始めていつの間にかベトナム人を超えていた

ベトナムの唐辛子2本分(一人前)
ベトナムの唐辛子2本分(一人前)

<ベトナム料理定番の香辛料>

 

ホーチミンで中小規模のローカル飲食店に行くと、お客さんが座るテーブルにコショウを置いていないお店が多いのですが唐辛子(Chili pepper)はだいたいあります。

 

ベトナム人たちと日系ラーメン屋などに行くと逆現象が起こるのですが、ベトナム人スタッフに頼むと大概はすぐに出してもらえます。

 

それぐらいベトナム人にとってỚt(唐辛子・鷹の爪)は定番品でして、辛い料理好きな人たちにとっては欠かせぬ存在です。

 

<辛さの程度>

 

日本の唐辛子(鷹の爪)と比べると、ベトナムのそれは数段上回る辛さです。

 

コロナ前に日本からベトナムに来てくれた来客をもてなす際にローカルレストランに行ってỚtが出てくると「醤油に浸すのは大丈夫ですが、赤い部分をそのまま食べない方がいい」と提案します。

 

そういうと(赤い部分を)食べたがる人たちもいるのですが、今までの経験上では全員が後悔していました。

 

自分自身も日本では辛党だと思っていましたが、ベトナムの辛さにはついていけぬと負けを認めていました。

 

<所変われば品変わる?>

 

ホーチミンに住み始めて6年目となりました。

 

常に暑いホーチミンでは夏バテと言えないのでしょうが、四季がある環境で長年育ってきた者としては体調が芳しくないと思うことがしばしばあります。

 

ハノイや日本を訪れた際の涼しさ・ひんやりさは格別に心地良く感じます。

 

暑いのが当たり前のホーチミンで過ごしてますが、未だ慣れることはないです。

 

一方、ある時気づいたのですが、辛さに関してはいつの間にか適当していました。

 

コロナ禍で自宅エリアが封鎖されて、自炊することが増えました。

 

アパートの大家さんが色々な食材を仕入れてくれていて、その中にはỚt(唐辛子・鷹の爪)があります。

 

ペペロンチーノを作ろうと思った際に「辛くしよう」と思い、買いました。

 

初回は1本入れたのですが、なんだか物足らない・・・。

 

次回以降は2本にしたのですが、もっとイケそうな気がする・・・

 

2倍(4本)でも良さそうだし、3倍(6本)でも多少耐えれば食べれそうな気がします・・・

 

こうなると辛いもの好きベトナム人が特注していた量を上回ったかもしれません。

年取って味覚が変わったのか、ずっとホーチミンにいたから覚醒したのか。。。