コロナ関連の噂話を検証
規制がどんどんと厳しくなるベトナムのホーチミンにおいて2021年7月26日に流れたウワサ話を翌日に検証した
<ホーチミンで猛威を振るう新型コロナウイルス(デルタ株)>
対コロナ優等生と言われていたベトナムも今回(第4波)は大苦戦しています。
ベトナム政府はどんどん締め付けを厳しくするものの、新規感染者数は未だ増加傾向にあり、ホーチミン市内における1日の新規感染者数は東京と追い付き追い越されと競い合うほどになりました。
日本にとっては「待望のワクチン」という考えがありますが、ベトナムは第1波・2波・3波とも一旦は完全に制圧して平和な期間があった為か、世界で巻き起こったワクチン争奪戦に参戦しなかったのだと思います。(けれど、ベトナム製ワクチン開発の動きは早かったです・・・)
それか、経済発展著しいとはいえ、今はまだ発展途上国という位置づけもなされることもあり、人口が1億人ほどいるベトナムは充分な量を購入するお金がないのかもしれません。
(※ベトナム製ワクチン開発の動きは早かったです・・・。)
個人的には、ワクチン自体もそうですが、ワクチンを冷凍(冷蔵?)輸送する運搬車や保管庫がベトナムには殆ど無いだろうと思っています。
未だ頻繁に停電は起こり、人的ミスを認めない人たちが大勢いる中で、
最大の商業都市ホーチミンですら無理そうなのに、さらに田舎までとなると運送・保管は困難を極めるはずです。
ワクチンの輸送・保管に問題があったのか、ワクチンが偽物だったのか、医療ミスなのか接種者の体質なのかわかりませんが、
ベトナムでワクチンを接種した中で複数の人が亡くなられてしまったようで、
若い人の中にはそれを理由に「打ちたくない」と言っている人らも多いです。
なので、ベトナムではワクチン救世主説は日本ほど崇められておらず、
かといって今までの社会的隔離措置では抑えきれずにいるという苦しい状況です。
今の時点でサービス業(例えば飲食店、マッサージ店、カラオケ店、クラブ、バー、食料品以外の小売業など)は営業停止という断行を強いている最中、状況が悪化している中では規制を解くわけにもいかず、何もしないというわけにもいきません。
なので、どんどんどんどん・・・規制が厳しくなります。
それに伴うかのように、色々な情報が飛び交うようになりました。
昨日(2021年7月26日)、流れた噂話。
- コンビニも営業停止となるらしい
- 空から消毒液を散布するらしい
<コンビニも営業停止となるらしい>
いよいよ"封鎖されている人"と"封鎖されていない人"の境界線が無くなってきたなと思いました。
翌日(2021年7月27日)時点に判明した真相だと、完全営業停止ではなく、
7:00~17:00までの営業時間短縮になるとのことでした。
けれど、(自分は封鎖隔離中なので実物を見たことがないのですが)「買い物券」というものが渡されていて、
在ホーチミン日本領事館からのメールだと奇数日・偶数日とグループ分けがされていて、
買い物時間も指定されているようです。
なので、いつでもどこでもコンビニへ気軽に行けるという自由を"封鎖されていない人"たちは失ったことになります。
一方、"封鎖されている自分"はアパートの大家さんが始めたミニスーパーがますます充実化さて、
食料品--->キッチン用品--->日用品と品揃えが豊富になってきました。
いつでも買い物できています。
<空から消毒液を散布するらしい>
もちろん、やらないよりはやった方がいいのでしょうし、
それが本人の気休めになるのであれば、批判も議論もするつもりはありません。
その上で、消毒液にどれほど効果があるのか個人的にはずっと疑問視しています。
封鎖内を散歩中、あるベトナム人夫婦が荷物を大きな荷物を2人で持って歩いている様子を見かけました。
その間、旦那さんは消毒液を虫よけスプレーのようにずっと噴射していました。
あれに効果はあるのだろうかと思いながら眺めていましたが、
もし消毒液に効果があるのだったらそれを浴びない人がいないぐらい広域かつ一斉に噴射して、
体外にある新型コロナウイルスを撲滅させたらいいのに妄想したことはあります。
そういう考えをする人が自分以外にもいたのだなぁーと思いました。
今日(2021年7月27日)時点では実行された様子はなかったので(雨が降ったから?)、
フェイクニュースだったのかもしれません。
なんせ、こんな自分ですら枯葉剤の被害国であるベトナムが、それを彷彿させるような手法を採るだろうかとすぐに疑ったほどです。
空から散布しても室内にいたら効果が薄まるでしょうし、そうなると外出禁止令が逆効果になってしまいますし。
先程の大雨が実は消毒液だったのかもしれませんが・・・。
(※妄想です。)