日本へは1年半帰れていません。
ここまで経つと、もはや日本に詳しいとは言えず、これから日本へ初めて行くベトナム人たちに日本のことを語るのがおこがましく、日本に住んでいるベトナム人の方が日本の生活について詳しいはずです。
例えば、コンビニのレジ袋有料化後を経験したことがないので、買い物バックがどのぐらい一般化して普段から持ち歩かれているのかを知りません。
3か月に1度くらいのペースで帰国していた時、セブンイレブンのお惣菜等新メニューが楽しみだったのですが、丸1年分見逃しただけでなく丸2年分になりそうなので、知らぬまま消えてしまった限定品のことを思うと残念です。
一方、ベトナムに留まった分、ベトナムの事に詳しくなったかと言えばそうでもなく、おそらく1年半ベトナムに帰国できなかった在日本ベトナム人が今ベトナムに戻ってきてもさほど驚きはないかと思います。
店の入れ替わりは相変わらず激しいですが、これは今までも同じでした。
ベトナムは外国から影響で大きく変わるのですが、コロナ禍で動きは鈍くなりました。
この間に無印良品が出店して話題を呼びました。
時折訪れますが、個人的にはベトナム生活が劇的に変わったという衝撃はありません。
来年あたりからベトナム(ホーチミンだけ?)でもレジ袋が有料化になるそうです。
日本だと10円で売られているのでしょうか?
ベトナムの物価は日本の約3分の1とされているので仮に3円だとすると、ベトナムの紙幣でいう500VND札(約2.5円)になります。
(※ベトナムのお札は500vnd、1,000vnd、2,000vnd、5,000vnd、10,000vnd、20,000vnd、50,000vnd、100,000vnd、200,000vnd、500,000vndです。後述する200vnd札もありますが、昔のもので今は公式通貨ではないと教わりました。)
500vnd札はたまに見かけるのですが、1,000VND未満は店側の判断で切り上げたり切り捨てたりするので常備されているお札ではありません。
ある日本人のおじいさんはお釣りで500vnd札2枚を渡されて「こんな使えないお札を渡しやがって!」と店員にブチ切れていました。(※200vnd札は使えないようですが500vnd札は使えます。そのおじいさんの勘違いです。)
レジ袋と有料化に伴う500vnd札大普及が起こるのか、
それともレジ袋は1,000vnd(約5円)で売り出すのか…。
ベトナムを知らない物価高の国の人々(たとえば日本人)は「ベトナム人にとって1,000vndは金額的に大きいのでは?」と考える方もいるかもしれませんが、ベトナムは一部チップ文化がある国なのでベトナム人にとっても1,000vndは大した金額ではありません。
配車アプリなので、おつりが5,000vnd未満(もしくは10,000vnd未満)だったりすると「お釣りは要らないよ」というやりとりがなされることが多いです。
なので、レジ袋有料化の目的がレジ袋を減少させることだとしたら、ほとんど意味がないと思います。