だいぶ年の離れたベトナム人女性(彼女が年下)と話していて、彼女は「私たちは水と油の関係だ」と比喩しました。
彼女とは仲が悪いわけではないのですが、いつも私から罵っています(受入れ方や程度の問題でしょうが酷く罵倒しているわけではなく、冗談のレベルでして彼女も付き合ってくれています)。
水と油の喩えは違うような気がしました。
どちらかというと、油と油のような気がします。
「澄んだ水」と「淀んだ水」が混じり合うことに関して、比重や場面によっては問題なくなるかと思います。
油もきっとそうです。
多少汚れた油でもそれを補えるほど純度の高い油が混ざれば利用可能となるかもしれません。
けれど、淀んだ水よりも汚れた油の方が後々に何らかの悪影響を残すイメージがあります。
彼女には日本人の恋人がいます。
お会いしたことはありまませんが、話を聞く限りでは澄んだ水のような方です。
自分と彼女は同族嫌悪なのだと思います。
お互いに出来ないことが多いから合わさるとまずいのです。
汚れた油同士が混じり合って「マイナス×マイナス=プラス」ならず、もっと酷い油になりそうです。
水と油の関係だと分かりにくいので、天使と悪魔で喩えてみました。
天使Aは悪魔Aに幸運をもたらすけれど、悪魔Aは天使Aに幸運をもたらさない。
そして、悪魔Aは仲間であるはずの悪魔Bに幸運をもたらさない。(もたらすのは不幸)
咄嗟にしては油よりもしっくりくる喩えができた気がします。