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ベトナムの特性を活かした儲かりそうなビジネスモデルだったが唯一気がかりだったこと

※写真はイメージです。(K Cafeさんは関係ないです。)
※写真はイメージです。(K Cafeさんは関係ないです。)

ホーチミンの老舗日本食レストランに昼食を食べに訪れたところ、日本人の店主さんがこれで投資ビザに切り替えるのだと意気揚々と話してくれました。

 

そのご主人はベトナム人の妻がいて(おそらく)夫婦仲も良さそうなのですが、コロナの影響を受けたベトナム政府の入国規制は配偶者ビザではダメだったそうなのです。

 

お客さんなのか友人なのか、投資ビザを勧められたようで、

「これで大丈夫だ」と喜んでいました。

 

その後、そのご主人のもとに電話がかかってきて、

カウンター越しなので内容が筒抜けで聞こえてきます。

 

その投資に関する内容でした。

 

当たり障りなくざっくりとまとめると、

  1. 投資額は約21万米ドルで、それが投資ビザを得る最低ラインらしい(※真偽未確認)
  2. 牛の糞尿に関する問題を解決する日本の技術の投入
  3. 他の投資者はベトナムの某有名ミルクメーカーの役員たちが名を連ねている

聴こえてきた話を聞く分には、儲かりそうなビジネスだと思いました。

 

【理由】

  • ベトナムは人口も所得も増加傾向なので牛乳や乳製品の需要が高まれば乳牛も比例して増えるだろう
  • ベトナム国民はカフェや喫茶店好きが多く、ピザも人気
  • 某有名ミルクメーカーはベトナム屈指の大企業で歴史も長く、影響力は測り知れない。その役員が命じたら直営でも外注先でも牧場経営者は従う可能性が高く、競合商品の参入障壁となり、価格破壊も起こりづらい。

ただし、最も気がかりだったのは・・・

 

すべて事実か!?

 

特に某ミルクメーカーの役員が名を連ねているという点。

 

会話のやりとりの中で「日本では利益が上がらないからベトナムでやりたい」という話がありました。

なぜ、ベトナムだと儲かるのだろうか・・・?

市場が大きいからか、競合他社が少ないからか、某ミルクメーカーの役員による圧力(後押し?)が期待できるからか・・・???

 

もうお金は払ってしまったようなので、詐欺でなければいいなと思います。