自分は陰気でなく、割と物事を開き直れる方だと思うのですが、ネガティブ思考に陥り、くよくよしていることも多々あります。
特に過去の失敗はずっと引きずってしまいます。
些細なことでも。
一方、ハノイで活動している良くも悪くも有名なとある実業家(日本人)は、自己肯定力が凄まじいなと驚かされています。
自分(彼のこと)がうまくいかないのは、ハノイだからであって、ホーチミンこそ自分のいるべき場所だ、といったようなことを発表していました。
良くも「悪くも」有名なので、彼は数々の失敗をしているし、敵を増やしています。
けれど彼の言い分によると、それはハノイのせいだからだそうで、ホーチミンの人たちには優しくされたから、自分は悪くないという考えに至ったようです。
ベトナム人は北部と中部と南部で文化や風習・人の考え方が違うというのは広く知られています。
ベトナムにいる日本人は、ハノイとホーチミンで違う・・・?
んなわけあるか!
と、突っ込みたくなるのですがあまり絡みたくない人物なので、ほっときます。
ハノイの日本人も最初は温かく迎え入れてくれたのでしょうが、態度(仕事のやり方もプライベートも)が悪いから嫌われていったのだと思います。
ホーチミンの人はそれを知らないだけで、徐々にハノイと同じことが起こるでしょうが、
その時も持ち前の自己肯定力を発揮するのだろうか・・・?
彼は自己肯定力とともに実行力・行動力に長けているので、
いろいろなことを起こすのですが、(自分が知る限りの彼の事業は)すべて失敗しているはずです。
彼の収入源はどこから沸いているのかが謎です。
「よく心が折れないなー」と、その点についてだけは感心しています。
仲良くはないですが、顔見知りではあります。
ハノイで出くわすと挨拶を交わす間柄です。
彼の方が年下で、仕事上で何の関係もありません。
私は(クセでもあるのですが)割と深く頭を下げて「こんにちは」と挨拶するのですが、
彼は片手をあげてヨッ!といった感じで返します。
正直、嫌いなタイプです。
なので、距離をあけています。
ポジティブシンキングは良いと思います。
けれど、彼の自己肯定力は気色悪い域だと思っています。
ホーチミンに拠点を移さないことを願っています!