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解禁前のガールズバーに連れ込まれたら警察官がいて入店を促された

2021年3月16日のホーチミンの街角
2021年3月16日のホーチミンの街角

自分が知る限りだと、未だホーチミンのバーは営業休止命令下にあるはずです。

 

なので、こそこそ営業しているお店があります。

 

けれど、最初の頃に比べると最近は割と堂々と営業しているお店が増えました。

 

堂々という表現が適切なのか、バレバレというべきなのか・・・。

 

昨晩、夕飯を食べていたお店でお互い常連ということで顔見知りになった日本人の方が後からやってきて、互いに1人だったので隣りで一緒に飲み交わしていました。

 

楽しかったのでいつも以上に飲んでしまい、その方と別れてお店を出た後に、ふらふらと周辺を歩いていました。

 

すると、ガールズバーの呼び込みのお姉さんに捕まり、強引にお店の中に連れ込まれると、制服を着た警官がいました。(※諸説ありますが、ベトナムと公安と警官は同じだそうです。)

 

「さすがにこれはまずいだろう」と瞬時に察し、お店を出ようとしたのですが、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」とその場にいた全員が口を揃えて唱えています。

 

終いには、その若い警察官も笑顔で「どうぞ」といった仕草で招き入れようとします。

 

「友達だから大丈夫」といっていたのですが、おそらく本当にそうなのでしょう。

 

その警察官こそ写真を撮られて(そうでなくても防犯ビデオには記録されているでしょうし)、ネットに流出したら立場が危うくなるのではないかと心配になります。

 

自分はもともと入る意思がなかったので店を出たのですが「世も末だな」と思うと同時に、この表現は適切なのかと考え込みます。

正しくは「これぞベトナム!」という感想なのかもしれません。