International Women's Day 2021 in HCMC
2021年の国際女性デー (ホーチミン)
<祝!女性の日>
女性を祝うイベントが目白押しなのがベトナムの文化です。
- 誕生日(※これは男女平等かも)
- クリスマス(※やや女性優位)
- バレンタインデー(※女性のための日)
- ベトナムの女性の日(※もはや言わずもがな)
- 国際女性デー(※言うに及ばず)
母になると、さらに「母の日」が加わります。
(※父の日もあるそうですが、マイナーイベントだそうです。)
そして、本日3月8日は国際女性デーということで、朝から大量の花束やケーキが飛び交っていました。
ランチタイムは職場の同僚と外食。
夜は恋人やダンナ、家族と外食。
「女性のために捧げよ」というベトナム思想は経済活性化に大貢献です。
<外国人男性にとってのベトナム文化>
一方、外国人男性はどう思っているかというと、世界には色々な文化があるでしょうから一概には言えないのですが、不平等感を感じずにはいられないのは、とりわけベトナム在住の日本人男性です。
けれど「相手が喜んでくれるなら」「ここはベトナムだから」と、ベトナムの女性イベントに付き合っている人がほとんどだと思います。
先ほど、大量のケーキを買い込んでタクシーに乗っていく管理職っぽい日本人男性を見かけました。
大企業の駐在員だとしたら経済的にも余裕があり、任期も限定されていたら楽しめるでしょうが、ベトナムに腰を据えている日本人でベトナム人の妻や恋人がいる方々は年に6度起こるイベントで、かつ、毎年繰り返されるのですから大変です。
知り合いの日本人の方は、恋人(ベトナム人女性)の誕生日プレゼントに最新のiPhoneを買ってあげたそうです。
彼女は涙ぐむぐらい喜んでくれたそうで、その方も満足したようです。
翌月、ベトナムの女性の日がやってきました。
昨年は花を贈ったら喜んだというので、今年も花を贈ることにしたそうです。
そうして、花を渡そうとしたら「花は要らない」と拒否されたとのことです。
10年程前から言われていることですが、ねだられるプレゼントを買ってしまうと、
次はそれより高い物を買わないと喜ばないとされています。
指輪やアクセサリー → スマホ → バイク → 家など・・・。
人間の欲望は恐ろしいです。
知り合いに、この順を踏んで遂に愛人(ベトナム人女性)とその両親のためにベトナムで家を買った人がいます。
ベトナム人女性の要求を真っ向から受け止められる日本人男性も大したもんだと思います。