ベトナムからもビジネス・トラック開始
どういうベトナム人がどのような目的で利用するのだろうかと考察
<どんどん複雑化していく渡航方法>
ベトナムとの間の「ビジネス・トラック」が開始になると報じられ、危険レベル引き下げられたのでPCR検査が不要になったと報じられ・・・
では、それはいつからなのか?
今回のミャンマーのように警戒レベルが引き上げられるということもあるので、出発直前に警戒レベルが引き上げられてPCR検査を受けられなかったらどうなるのか?
などと、疑問がたくさん沸きます。
目下、一番の悩みは外務省だったり、厚労省、経産省、国土交通省、在ベトナム日本大使館など
どこのホームページに書いてあるのかわからなくなる・・・ことです。
情報が不定期かつ頻繁に更新されていくので、尚のこと厄介です。
どのような立場のベトナム人が何の目的で利用するのか?
<ビジネス・トラックの利用価値>
「ビジネス・トラック」が開始されたことで何が変わるのだろうかと考えてみました。
自分が現在抱えている案件において周囲で利用するベトナム人はいないです。
知り合いが勤めている送り出し機関は、ベトナム国内で特定技能の技能評価試験が行われないので、日本で受験させたいと言っていました。
(※コロナ騒動前の話です。)
彼ら・彼女らは短期商用目的として認められるのなら「ビジネス・トラック」で"行けるようになった"のですが、続いて"ベトナムに帰れるのか?"と帰りの飛行機の問題が残ります。
「ベトナムとの間の」とはありますが、日本は受け入れていますが、ベトナムは一般の外国人を受け入れていません。
なので、日本からベトナムへ飛んでいる定期便はなく、特別な人たち(専門家・技術者・経営者など)は特別便でやって来ています。
到着後の隔離期間は、ベトナムに自宅がある場合はホテルでの隔離期間は7日間に短縮されたようですが、
飛行機代+ホテル代+その間の食事代等(日本いる期間+ベトナム帰国後)を考えると、
日本へ出稼ぎにいく経済レベルのベトナム人たちが負担するには重すぎる金額なはずです。
誰がビジネス・トラックを利用するのだろうか???
年末年始の恒例行事となっている送り出し機関の経営陣が日本を訪れ、
監理団体や受入れ企業へ袖の下を渡すために使われるということぐらいしか浮かびません。