毎日とろろ蕎麦健康生活
ベトナムでとろろ 蕎麦 は希少です。

<毎日朝食とろろ蕎麦生活初日>
先日の5泊6日ハノイ滞在では、わけあって毎日宿泊先ホテルの朝食で「とろろ蕎麦」を食べなくてはならなくなりました。
自業自得といいますか、自分で言いだしたことなので、ホテル側に罪はありませんし、むしろご迷惑をおかけしてしまいました・・・。
申し訳ないです。
その罪の償いも含んだ、毎日朝食とろろ蕎麦生活が始まりました。
ベトナムでは日本蕎麦屋というのが少なく、ハノイでは日本レストランが数あるメニューの1つとして提供しているかもしれませんが、専門店を見かけたことがありません。(ハノイはたまに出張で来るぐらいなので詳しくはなく、実際はあるのかもしれません。)
1~3年前ぐらいに日本蕎麦専門店がキンマー通りの近くの湖の周りにありましたが、
お昼12時に訪問するとお店のスタッフ全員が客席で食事していて、自分たちの食事中の片手間に接客や調理するという大胆なお店でした。
そのお店はもうなくなっています・・・。
ホーチミンには、蕎麦専門店もありますし、大戸屋さんのぶっかけ蕎麦の中にとろろが入っていた気がします。
けれど、しばらく行っていなかったのと、
日本にもコロナの影響でなかなか帰れていなかったので、
久ぶりに「とろろ蕎麦」が食べれて、初日は大満足でした。

<毎日朝食とろろ蕎麦生活2日目>
指定したわけではないのですが、2日目はぶっかけ蕎麦方式で出されました。
ざるそば方式(都度、別器のかえしに付けて食べる方法)も好きですが、ぶっかけ蕎麦方式が嫌いなわけではありません。
初日の感想として、身体が冷えるので、
味噌汁を足してもらうことにしました。
昨日はなかった冷ややっこもなぜか加わっていました。
朝食としては量が多いな・・・という感想を抱きます。

<毎日朝食とろろ蕎麦生活3日目>
初日・2日目の反省を踏まえて、とろろ蕎麦を半分の量にしてもらいました。
それでも普段の朝食は納豆(+ミロとヤクルト)しか食べないので、量が多いです。
けれど、「毎日、とろろ蕎麦を食べます」と宣言してしまった手前、後には引けません・・・。
2日目もそうだったのですが、キュウリの柴漬けが良い箸休めとなって気に入っていました。

<毎日朝食とろろ蕎麦生活4日目>
気に入っていた柴漬けがなかったので少しがっかりしましたが、これまで散々注文(文句?)をつけてきたので、言いすぎると出禁になるという意識が働き、今後は従順な優等生となるべく出された料理を素直に食べることとしました。
毎回、提供される箸休めや盛り付け方が違うのはなぜなのだろうか・・・?
という疑問を抱きながらも黙々と食べていました。
ちなみに、この日は日曜日だったのですが、宿泊者は自分の他に1名しかおらず、計2名だったとのことです。
なので、レストランのオペレーションもシェフが一人で切り盛りしていました。
口裏合わせたわけでもなく、その二人がややタイミングをずらして居合わせたので調理中のシェフは大変そうでした。

<毎日朝食とろろ蕎麦生活5日目-最終日->
飽きることはなく、今日でまたしばらく食べられなくなることが残念だと思うほどでした。
ありがたく食しました。
キュウリの柴漬けとの再会は果たせませんでしたが、沢庵が添えられていました。
このホテルにおいて「とろろ蕎麦」はもともとは正規の朝食メニューだったのです。
ところがコロナ禍で宿泊者が激減したことで、いくつかあった朝食メニューのうち人気のないものを削除したそうです。
ところが、とろろ蕎麦愛好家がやんややんやとしつこく食い下がったため、ホテル側のご厚意で特別に復活させてくれました。
ありがとうございます、東屋ホテルさん。
ベトナム在住とろろ蕎麦愛好家の皆様はぜひ東屋ホテル・リンラン店にご宿泊ください。
やんややんやと言い続けると正規メニューとして再び扱ってくれるようになるかもしれません。