ホーチミン市内のレタントン通りやタイバンルング通りの路地裏は、今でこそラーメン店や焼肉店、その他日本料理店・居酒屋が密集した区画となりましたが、その前まではベトナム人たちの住宅地であり、各民家を改良して今の店舗ができています。
この一画に「リトルジャパン」と呼ばれるエリアができようとは建国の父ホーチミンさんも想像できなかったでしょうに・・・。
おぼろげな記憶ですが、まだまだ民家の方が多い時からこのエリアの移り変わりを見てきたので、自分の知る限りは大規模な下水道工事がなされたということはありません。
先ほど飲食店を経営している店主さんから教えてもらったのですが、店にグリース・トラップは用意して、こまめに掃除を行なっているそうなのですが、それでも漏れは生じるようで油が下水道管を詰まらせてしまうそうです。
また、ベトナムの下水道管は日本よりも細いらしいです。
一度、大惨事(しかも場所はトイレ・・・)になって修繕工事を行ったことがあるとのことでした。
けれど、それは所有する建物・敷地内のみのはずなので、その先の下水道管にしわ寄せが行き、
積み重なったら、そこが破裂するか、逆流を起こしてしまうはずです・・・
街の急速な発展にインフラが追い付いていないのかもしれません。
老朽化は別にして、流れる下水の質と量おいてこの区域の排水が最も負担を強いられているかと思います。
事故が起こる前に対策が講じられることを願っています。