失策と烙印と汚名

＜失策＞

 

• アベノマスクは機を逸した
• Go To Travelは時期尚早だった

 

内容はともかくタイミングが悪かったとして、コロナ対策の2大失策として語り継がれてもらいたいです。

 

＜烙印＞

 

過去については「たら・れば」の話。

検証し、反省こそできても、結果は変えられません。

 

未来については「予想・予測」の話。

結果を変えることができます。

 

安全策が裏目に出るかもしれませんが、"安全策を取ったという判断"は尊重されていいはずです。

 

Go To Travelキャンぺーンによって、新型コロナウイルスが拡大する可能性（＝危険性）があります。

広域になるほど、人数が増えるほど、封じ込めるのはより難しく、多くの日数を要すことになります。

 

そうなったとき、他国から「日本へ行きたくない」「日本人は来るな」という烙印が押されたままの状態が続くことになります。

その状態が長引くことの方が観光産業にとってはダメージが大きいのではなかろうか。

 

＜汚名＞

給付金も補助金も、大富豪からの資金提供や国会議員報酬の大幅削減などの歳費を削って捻出されたわけではなく、後世の納税者への債務としてツケをまわしたことになります。

 

定額給付金10万円、持続化給付金200万円、家賃支援給付金600万円は延命措置なはずなので、この間に環境を改善させていなくてはならぬはずなのに感染拡大中という体たらく･･･。

 

汚名を被る覚悟でもう一度、外出規制・営業停止要請（命令？）を行うか、

大損害を起こし歴史に悪名を残すか、無策のまま規制を緩和させて運任せでやり抜けるか･･･

いずれにしても無策のまま長期化させれば「東京オリンピック•パラリンピック2020を中止にした」という汚名を着せられることになると思います。