· 

コロナ禍におけるホーチミン空港国際線ターミナルの様子

 昨日(2020年6月25日)、ホーチミンからハノイへ移動するため空港を訪れたのですが、タクシーの運転手さんに「国内線?国際線?」と聞かれることなく国内線ターミナルに導かれたことに気づき、今の国際線ターミナルはどうなっているのだろう?と思い、訪れてみました。

ホーチミン空港(正式名称はタンソンニャット空港)の国際到着口の賑わい(お迎え組の多さ)は世界一だと思っているのですが、

来る人がいないのでお迎えもなく、今はかつてないほどがらんとしています。


ベトナム国内では終息した新型コロナウイルス(COVID-19)ですが周辺国や日本・アメリカ・ヨーロッパなどでは未だに感染者が増え続けている以上、国境封鎖は続いています。

 

特例措置として、中国や韓国の技術者を招いたり、昨日からは日本との往来が始まりましたが昨日成田空港から出発した飛行機はハノイやホーチミンではなく、ベトナムの地方都市に向かいそこで乗客たちは2週間の隔離措置を経て、それぞれの目的場所へ移動することになります。

 

なので、ホーチミンの国際線ターミナルは完全に止まっている状態だと思いきや、飛行機の出発・到着を示す電光掲示板がぎっしりと埋まっていることにまず驚きました。

ほとんどの便は"CARGO(貨物便)"と書かれているので「やはり貨物便は飛んでいるのだなー」と再確認にはなったもののさほど驚きはしなかったのですが、"CARGO"でないものがいくつかあったことに驚きました。マレーシアや韓国など。

 

政府関係者や特別待遇の人たち、またはパイロットたちの帰国便として使われていて一般向けではないと思うのですが、

国際線ターミナルも多少は動いているということを知りました