
ベトナム、とりわけホーチミンにおいては世界遺産はないですし、これぞ!といった観光名所もないのですが、ベトナム料理が人気を集めていたり、昔ながらの市場が残っていたりするので各国からの観光客が多い街でした。
中国人やタイ人は数年前の自国と似ているようでさほど興味を持たないようですが、
日本や韓国、アメリカや欧州から来ている人たちをよく見かけました。
観光客と出張者を迎え入れるための宿泊施設は充実しており、土産物屋が立ち並ぶ通りもあります。
タイやオーストラリアほどの観光立国ではないのでしょうが、観光収入はベトナム国にとって重要だったはずです。
食事している様子を見ていて思うのですが、一般的なベトナム人の1食分は20,000~60,000VND(約100~300円)です。
外国人観光客なら5~10倍は費やしているでしょう・・・。
ベトナム人たちも贅沢をする日があります。
けれど、それも外国人は5~10倍の贅沢をしているような気がします。
ベトナムは一部営業停止中の業種もありますが、大部分が営業を再開しています。
ベトナム国内は平常を取り戻しつつあるのですが、鎖国が解かれないので外貨が得られません。
観光客向けの施設・店舗に、一般的なベトナム人は訪れませんし、
観光客と同じくらい経済的余裕がある駐在員は日本本社命令の自粛モードが解かれていないようです。