特に変化はありませんでした。
ホーチミンはその前から平常時の50%ぐらいの交通量に戻っていましたし、措置緩和が周知されたのが夜になってからだったので、翌朝すぐに変化が生じるということはなかったようです。
けれど、営業を再開するお店も多く、学校も来週か来月上旬あたりに開校することが決まったようなので、それぞれの田舎に戻っていた者たちがぞくぞくとホーチミンに戻ってくることになります。
ホーチミンの人口はおよそ900万人とされています。ざっくりとした計算ですが、今現在ホーチミンに滞在しているのが半数の450万人だとして、残り450万人が今週から来週にかけて押し寄せてくることになります。
シンガポールの人口が500万人超なので、小さな国の国民全員分の大移動が行われることとなります。
けれど、ベトナムのお正月の時と比べると、日程が分散されるのでまだましなのかもしれません。
ホーチミンに賑わいと騒音が戻ってきそうです。
騒乱の火種は既にあって、領有権をめぐって中国ともめている島の問題が再燃しそうです。
隔離中に窮屈な思いを強いられた鬱積が暴発して滅茶苦茶なことが起こらないといいのですが・・・。
(前回はベトナムにある中国系企業の工場が襲われただけでなく、関係のない台湾や日本企業の工場も巻き添えになって破壊や略奪被害に遭うという騒乱がありました。)
そうでなくとも仕事をしなかった期間が長かったり、職を失った人たちも多いでしょうから、
生活に困窮して犯罪が増えそうです。
治安の悪化が危ぶまれます。
お気をつけて。