ホーチミンからハノイへ向かって移動中です。
空港で荷物検査を受けるときに、提示する身分証明書の案内がされていました。
外国人ならパスポートとなるのですが、ベトナム人はいろいろと大丈夫なようです。
その中の1つに、今、私どもの間で、もめにもめていて運転免許証が含まれていました。
もともと自動車運転免許書を有していることが応募条件だった案件が2つありまして、立て続けに今月になって入管から認定書が受けることができました。
最大の難関を乗り越えたことで「テトが終わったあたりに日本へ行きましょう」と呑気に話していたら、ここに来て5人中4人の運転免許証が偽変造品であることが発覚しました。
ここにきて、てんやわんやです。
自分の口ぐせなのですが「ふつうに考えると・・・」「ふつうに考えれば・・・」とよく言葉にしてしまいます。
「自分が思う常識と世間の常識は違う!」と罵られればそれまでなのですが、敢えて言いますが「ふつうに考えると、偽造品を持っていたとして、なぜわざわざそれが発覚してしまう恐れがある申込みをするのか?」と口論しています。
それも自分だけの問題では済まされず、他人にも迷惑をかけることを想像できないのか?
彼らは子供では成人であり、短期大学や大学を卒業して、社会人経験もある。
変な人はどこの国でもいるので、たまにそういうことがあるのは仕方ないのかもしれませんが、
今回は5人中4人です。
誰かが裏で手ほどきをしているのではないかと疑っています。
たまたまですが自分の周囲でこれだけニセモノの運転免許証が出回っているのに、
それが身分証明書になるのだな、と感慨深く眺めていました。
写真を撮ってたら、後ろにいたベトナム人男性に追い抜かれたのですが(彼はその前からずっと追い抜こうとする様子が伺え、競い合ってました)、最初に彼が提示した身分証明証は入管の職員さんに「これではダメだ」と言われたようで、財布の中から運転免許証を出して、通ることができていました。