
言う人によって内容が変わるというのはベトナムあるあるなのですが、本気で取り組んでいて、真剣にコンサル会社と相談している最中なので冗談では済まされない状況において教えてもらったことの1つに、ベトナムでは同じ人物が複数の会社の代表(≒代表取締役)になってはいけない(もしくは何かの条件がある)とかつて教わったことがあります。
※ただし、また別の機会で別の人物が「そうではない」と覆したので、ベトナムにおける真実の追求は日本人にとって険しき道のりです。
分社化して経営者(代表者)を変えるというのはありがちなので、やはり何か日本とは違う会社法または税務があるようです。
自分が滞在しているアパートもグループ会社の1つなのです。
そして、名義上はグループ会社の長の妻です。(とても仲良し夫婦です。)
グループを統括している長(=夫)は、不動産業を営んでいるようで、
このアパートの1階を事務所として、スタッフを雇い、日々何やら営業活動をしております。
昨年あたりからそこそこの面積一帯を都市化してVillaの販売するプロジェクトが始まったようです。
アパート経営においては複数あって、20mほどの場所にある1号棟のところにスタッフが数名いるのは知っていました。
このプロジェクトが始まってから自分が住んでいる別棟も事務所として使うようになりました。
こちらの方がスペースが大きいので、ときどき社内会議や面接会、外部の人たちへの説明会などを催して、
違うルートから出入りしてほしいということは繰り返されていました。
さほど大変なことではないので、応援する気持ちもあり、いつも素直に従っています。
でも、今日はその張り紙がありませんでした。
でも、ドアの向こうからうっすら透けて見えたのは、椅子がいつもとは違う配置でたくさん並べられています。
「入ってはまずいのかな?」とけん制しながら覗いてみると、たまたま旦那と目が合い、
来い、来いと合図をくれます。
彼らの目線の先を見て、すぐに状況が把握できました。
サッカー試合を観戦中だったのです。
ベトナム対タイでした。
ベトナムとタイは時差がないので、日中に試合していることは珍しいなと思ったのですが、
それより驚いたのは平日の日中に仕事しないで社長を含めた全社員でサッカーを観ていることでした。
仕事をさぼって、こそこそ見ている者はいますし、
優勝決定戦のときに学校の授業がテレビ観戦に変わったと聞いたこともありますが、
さほど重要な試合でもないときに見かけたことに戸惑いを感じました。
あとは、これを「サボり」と表現するのか否かで迷っています。
ちなみに、試合結果は引き分けでした。