頼むと博多ちゃんぽんの麺を細麺にしてもらえます。
正式な「チャンポン」というのがどういう定義なのか知りませんが、中太の丸型の麺が定番なので、細麺にしてしまったら「チャンポン」でなくなるのではないか?とよぎりますが、細麺好きなのでこのスタイルが好きです。
「だったらふつうに豚骨ラーメンを頼めば?」という質問がありそうですが、暖暮さんで野菜が食べられるメニューは「博多ちゃんぽん」だけなのです。
お願いすれば豚骨ラーメンにちゃんぽんの野菜トッピングをしてもらえるかもしれませんが、お店側が真剣に考えたメニューを壊しているような気がするのと、めんどくさい客だと思われそうです。
以前、カウンター席で食べているある日本人客が、
その方が座っている隣りの席に彼の荷物を置いていました。
ふつうのボストンバッグで高価な物には見えません。
お客さんが増えたときに、店員さんが荷物をどけて席を譲ってもらいたいと頼むと「どこに置けばいいんだ?」と大声で怒鳴り散らしていました。
すかさず日本人の店員さんが対応し始めたのですが、怒りは収まらず怒鳴っています。
はた目から見て店員さんが可哀そうでした。
驚いたのは、彼の去り際のセリフは「また来るからな!改善しとけよ!」なのです。
心の中で自分が思ったのは「文句があるなら来なきゃいいのに・・・」です。
でも、さすがは暖暮さん。
数日後、自分が訪れたときには荷物を置くためのカゴが用意されていました。