数年前までは、フリーのバイクタクシーのおじさんが街中のあちこちにいて、特に中心部はカタコトの日本語で話かけてきたり、1年前に流行ったような日本のギャクで気を引こうとしたりと、風情と言えば風情だけれど、煩わしさも感じていて嫌でした。
ただ、彼らはどこにでもいるので、地方に行くと迷ったタクシー運転手に道案内をする標識としての機能がありました。
Grabが登場して、都心部ではフリーのバイクタクシーが如実に減りました。
以前は、バイクタクシーはおじさんばかりで「働かないベトナム人(≒定職につかない)」の象徴ともいえる存在だったのですが、Grabバイクタクシーは若い人の方が多いです。
本職としている者は少ないのでしょうが、正月休みの稼ぎは公務員の給料を超えたとニュースになっていました。
稀に、おじさんもいて、この写真の方もそうなのですが、携帯画面に小さい子供の写真があったので、妻子持ちなのだと推測します。
働かないよりは全然マシですし、副業的な仕事なのかもしれませんし、ベトナム人が仕事を掛け持ちしているのは一般的なので、ひとくくりにはできませんがやや心配にはなりました。