東京オリンピック・パラリンピック2020withコロナ
2021年7月開催を逆算して計画を立てているのだろうか?
<2021年2月23日現在>
延期された東京オリンピック・パラリンピック2020が開催されるとすれば2021年7月のようですが、もうすぐ2021年3月に突入します。
先日、流れていたニュースをみると2020年12月からワクチン接種が始まったイギリスでも2021年2月の半ばぐらいでワクチン接種率は人口の20%台だそうです。
日本のワクチン接種が始まったのは2021年2月。
次の冬までに高齢者に行き渡るかどうかと言われている最中なので、ほぼ間違いなく2021年7月までに若者を含むワクチンを接種したい人全員に行き届くことは不可能なはずです。
今、出回っているワクチンは複数回接種しなくてはならぬもののはずですし。
日本の緊急事態宣言は、1回目の失敗を踏まえず、2回目も新規感染者0になる前に解除する摩訶不思議なもので、ゼロにする気がないのだからゼロにならないのは当たり前であり、2021年7月なら「オリンピック・パラリンピックwithコロナ」となるはずです。
そんでもって、日本で最も危険であろう東京に世界中から選手、監督、サポーターなどが集うわけで、その中から感染者が出ないのは奇跡であり、そんなわけなかろうと考えるのが当然かと思います。
悪意を持った人間が敵対する強豪国に濃厚接触攻撃を仕掛けるかもしれません。
レジデンストラックは14日間の隔離が必要だけれど、ビジネストラックは隔離が必要ないという理解に苦しむ水際対策を行なった日本は、現在、一般外国人の受入れを止めています。
再び解除されたとき、オリンピック選手やそのトレーナーは隔離免除なのか?
隔離免除にならないのなら、7月よりもだいぶ前に来日して隔離中になまった身体を鍛え直したいと考えるはずです。
ジムやトレーニング施設はどうするのだろうか。
各選手ごとに貸切りにできるほど数があるのか?
プールの水は1人ずつ入れ替えるのか?
開催してほしいとは思いますが、2021年7月は非現実的な日程計画な気がします。