餃子はおいしいと思いますが、量を求めるならラーメンを大盛りにしてるので、餃子を食べる機会があまり多くありません。
日本で働いていたときの同僚が「餃子の王将」の熱烈ファンでして、職場の近くにも「餃子の王将」があったので当時はその方といっしょによく食べていました。
彼は10皿ほど(一人分)を頼んで、それをポテトチップスを食べるかのごとく口に運んでいくのが印象的でした。
自分も「餃子の王将」では餃子を頼むのですが、餃子一皿と焼きそばやラーメンを頼むので、彼(職場の同僚)から毎回非難されていました・・・。
そんな餃子との思い出話がありつつ、久しぶりにホーチミンで餃子を食べました。
おいしいのですが、甘いのです。
「砂糖かハチミツが入っているのだろうか?」「野菜の甘味なのだろうか?」と考え、店主さんに質問してみると砂糖が入っているとのことでした。
餃子の香辛料といえばラー油というイメージがあるので、辛さを加える料理の素が甘いというのは、相殺どころかおかしな味になってしまうのではなかろうかと思いました。
「これが一般的なのですか?」と訊いてみたところ、甘さがあった方が万人ウケするとのことです。
餃子をほとんど食べない人間を納得させるよりも、万人ウケする餃子を作る方が得策だと思うので、
それ以上は何も言わず完食しました。